上咽頭擦過療法(EAT)を始めて半年は経った
以前にもブログ記事にしたが、上咽頭擦過療法を始めて半年が経ったので経過と所感を記録したい。
総合的な感想
めっちゃイイ、万人にオススメ!とは言えないかなあ、めっちゃ痛いし。
内視鏡で見ると自分の場合は確かに咽頭奥の腫れが改善していたのと、体調がかなり良くなったと思う。
それでも、花粉とかの影響で日によっては喉の奥に違和感がある日もまだある。まだ腫れも完全に治ったわけではないのでもう少し気長に付き合っていく必要がありそう。
そもそも**上咽頭擦過療法(EAT)とは**
以前にもつたない文章ながらブログ記事にしてみた。もし、これを読む人でEATを検討している人がいたら、本を買って読んでみたり、youtubeに動画がいくつかあるので参考にしてみてほしい。
ものすごく短絡的に言うと、喉の奥のリンパ腺(上咽頭)が腫れていると体の様々な部分に支障をきたすため、薬を付けた綿棒で直接刺激を与えて出血させ、治していく療法のこと。
半年継続した感想
始めたきっかけ
そもそも始めたきっかけとしては、喉の痛みと鼻のつまりが眠れないレベルでひどくなっていたことと、アレルギーのダニ舌下免疫療法をやっていたがそちらの効果がほとんど見られなかったため別の治療法を試したいと思っていたからだった。その時に偶然近くの耳鼻科でこのような治療法があることを知った。ほぼ週に一回通わなければならないとなると勤務時間や予定の調整なども必要だし、お金もかかる。ただアトピーやいろんなアレルギーもちの自分にとっては体調改善は人生のテーマの一つなので、せっかくの機会なのでチャレンジすることにした。
継続しての感想
やっぱり結構痛い。痛いが、月に一回程度内視鏡で確認すると確かに腫れが引いているようだし、これまでに比べて体調も良いような気がする。別のかかりつけの医者で飲み薬も処方してもらっているのだが、それと飲み合わせも調べて薬を処方してくれるので、QOLが向上したと感じている。
ただその一方で、私が訪れた耳鼻科だからこそ効果を実感しているものの、よいクリニックかどうかはめぐりあわせというか、合う合わないというか、たまたまうまくいっているようにも思う。以前掛かっていた医院では、上咽頭擦過療法は手法が簡単な割に儲からないからあんまりやる医院はない、ということを仰っていた。私はこれに対しては逆の意見で、効果があるかないかを見極めながら、きちんと丁寧にやってくれる、もしくはやろうとする医院でないとやらない方がいいのではないかと思った。もしこれを読んで上咽頭擦過療法をやろうと考えている人がいたら、通いやすい場所にきちんと見てくれそうな医院があるというのも条件にいれて探してみてほしい。