関の戸365日チャレンジ、まず300個、全て重さを計測!
最終更新日: 2020/05/28
#関の戸 #和菓子情報学 #文化の精密記録 #SaveOurSWEETS #SaveOurWagashi
1年、余裕で日持ちする(※)という、奇跡の和菓子「関の戸」
なぜ1年も日持ちするのか、
そして1年経つと何が変わるのかを、明らかにするために、
科学の「眼」で、計測してみます!!
※ 賞味期限の表記上は製造日から2週間(厚労省の区分的に)なので、
自己責任でお願い致します
コロナに負けるな!というわけで、
老舗である深川屋さんの応援も兼ねて、
300個の「関の戸」を今月5/1製造分を取り寄せました!
何を計測しているか
重さ
(準備中)体積 → 重さと体積から、密度を算出できます
(準備中)三次元形状(画像処理を駆使します)
というわけで、
正確な重さがわかるように、1/100gまで計測できるデジタルはかりを使って
まずは300個、全部の重さを計測しました!!!
(大変だった・・・笑)
その重さの分布は、以下のようになっていました
基本的な統計量は、以下の通り
重量
平均: 11.366[g]
標準偏差: 0.533[g] ※バラつきの指標です
最小: 10.14 [g]
最大: 12.99 [g]
300個もあるのに、標準偏差(バラつき)は、たったの 約0.5g!(5%以内)
さすが、300年続く老舗の職人技は半端ではない。感動です。
さて。
この300個を全て計測するのは現実的ではないので、
この中から、15個を厳選して、1年間、ずっと計測する対象としました!
続きは次回・・・! 継続して測ってます!面白い変化が!!お楽しみに!
(キメ細やかなこし餡が、たまりません)
ちなみに・・・保存環境を正確に把握するために、
#SORACOM のスターターキットを使って、湿度と温度も計測しています!
とってもかんたんに、データを分析できる状況にできたので、オススメです
※ https://soracom.github.io/iot-recipes/air-environment-by-gps-multiunit/#0