PROXMOXを知ることができてよかった話。

今まで1つの物理サーバーに1つのOSっていう発想だけでやっていたので、
仮想PCを管理するOSに複数の仮想PCを導入して運用するというのが、
結構面倒なのではと思っていたので、
導入してみて、かなり手軽なことに驚きつつ、
いろんな可能性を感じることができた。

備忘録として体験したことを残しておきたい。

PROXMOXそのものはDebianベースで動作しているものだった。
インストールディスクはRufasで作成したUSB。
性能に対する電力効率が良かったN100のPCを使った。
USBから起動させたら画面にしたがってインストールするだけだった。
無線LANで設定しようと最初思ったが、
機能が制限されるとのことで後から有線に変更した。
IPアドレスやhostsファイルを変更する必要があったので、
ネットワーク環境が変わるときはそこだけ注意だなと思った。
あとはISOをアップロードして、
VMwareやVirtualBoxのように仮想PCを建てていく流れ。
コンソールもWebUIから操作できるので、
仮想PCの設定も非常に楽。

出先からの接続を思案した結果、
NordVPNのメッシュネットワークを使用することにした。
ありがたいことに無料。
50台まで利用できるらしく、
さすがにそこまで増えることは無いので全く問題無し。

これで出先のノートパソコンから自宅のPROXMOXマシンにアクセスして、
仮想PCの設定を変えることも可能になった。
ある程度のセキュリティリスクを抑えつつという状況で。
本業の方々からしたらあまり推奨できる環境ではないかもしれないけど、
あくまで個人の趣味なので許されるだろう。

あとは仮想PCのイメージを定期バックアップできるようにしたいところと、
Cephを使った分散ストレージがどれだけ有用性があるかを体感したいところ。

分散して共有したストレージがどれだけの速度で読み書きができて、
レスポンスの速さでできることが変わるので、
そこは要検証というところ。

N100のPCあと2台欲しいなあ。

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