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#182 あけましてワンオペきつくて
あけましておめでとうございます。というか、もはや4日も経過し、正月モードではなくなってしまいましたね。
年末から、妻の体調不良を機に、ワンオペに取り組んでまいりました。キッチン周りを整理整頓したら、妻に大変喜ばれました。そこで、年末の大掃除を理由に、さらに調子乗ってありとあらゆるところの整理整頓に着手しました。洗濯などの家事にも取り組んでいたところ、体調を回復しつつある妻の逆鱗に触れまして、現在、家庭内別居状態です(?)。
これでも私は、1ヶ月の育休をとっていましたので、ワンオペ経験ありです。いや、正確には「経験ありだと思っていた」のです。しかし、思い返すとあのときは、未就学児と、まだ何もできない新生児、そして会話できる妻がいる、という環境において、ただできることをこなしていたに過ぎません。
実際のワンオペは、想像以上にきつくて、頭で組んだスケジュール上ではもっと余裕ができるはずなのに、もうとにかくきついので、なんできついのか、よくわからないけど書きます。
妻はよく「365日、年中無休、不眠不休」といっていました。不眠不休ではないだろ、と思いつつも、ワンオペをすることにより、言いたいことはわかりました。また「そうはいっても所詮家事よ、慣れれば楽勝でしょ」と思っていた自分に気付きました。家事の内容そのものは変わらずとも、家事をする環境が毎日違うのです。
例えるなら、息子たちとの契約は結んでいるものの、毎日契約違反ともとれる依頼が上がってきて、てんてこまいで作業するため、日々クレームの嵐…といったところでしょうか。
また妻は「お前は終わりが見えている(仕事の日は仕事に行く)から、簡単に見えているかもしれないが、家事に終わりはない」と言っていました。いや、家事も短期間でみれば終わるでしょうよ、と思っていましたが、本当に次から次へと発生し、生きている限り、永遠に終わらないのです…
妻にはきちんと謝らないといけません。
私の考え方は間違っていたと。
そして、今までいろいろ手伝った気になっていただけで、何もしていなかったことを謝りたいです。ごめんなさい。
【ここ最近の一日】
05:00
・息子が笑いながら目覚める
・まだ早いから寝てくれと無理やり寝かせる
06:00
・娘が目覚める
・私のメガネを勝手に、私に装着してくる(力任せでふちが目に入ったりするので痛い)
07:00
・朝ご飯の準備
・私は立ったままキッチンで食べる
・準備しながら前日洗い終わった食器を食器棚に戻したり、鍋を片付けたりする
・ゴミ捨て、新しいゴミ袋の設置
08:00
・Eテレを見せる
・この間に洗濯など
09:00
・子供たちと遊ぶ
11:00
・昼ご飯の準備
12:00
・昼ご飯
13:00
・娘の寝かしつけで、わたしも一緒に寝てしまう
・息子は絵本やトミカなど一人遊び
15:00
・娘を起こす
・娘と息子と遊ぶ
・干した洗濯物の取り込み、昼ご飯の食器の片付け、風呂掃除など
16:00
・風呂
17:00
・晩ご飯の準備
18:00
・晩ご飯
19:00
・娘と息子と遊ぶ
・歯磨き
20:00
・寝かしつけ
21:00
・私もうっかり寝てしまう
22:30
・娘に「パパコレェ」と起こされる
23:45
・娘に「パパコッチ」と起こされる
02:00
・娘に「マァマァァ」と起こされる
04:00
・娘に「パパイヤァ」と起こされる
06:00
・あぁ、朝だ。まだ起きないでくれ…
→イマココ
こうしてスケジュールを書くと「なんや、1時間単位でエライざっくりやけど絶対余裕あるやんけ」とか「あの時間のところ、もっと効率的にやればまだ数時間は浮くなぁ」とか思える。読んでくれた人もきっとそう思ったでしょう。わかる。でも違うのよ。思えるけどできない。なんで?(笑)
とにかく、できないのだ。
ワンオペという言葉自体が好きじゃないから、なんとかして立ち向かっているが、マジでワンオペやばい。今まで仕事と家事(育児含む)を比べたら、正直、仕事の方がキツイでしょと思っていた。しかし実際は、仕事って「仕事をしている自分のこと」だけを考えていれば済むのだ。もちろん相手とか人間関係とかいろいろ外部要因はあるけど、基本的にはそれらの環境のことを考える"自分"しかいない。でも家事や育児は違う。日々変わるし、仕事と違って自分の思い通りにはできない。
また、自分一人だけの「自分時間」なんてほとんど発生しない。たまたま全員お昼寝中などのイベントでもない限り、基本的にそんな余裕はない。もちろん、仕事だって決して「自分時間」ではない。しかし、よくよく考えてみると、仕事そのものをしている時間は、いわば「自分時間」の一部ともいえる。だって、家族は関係なく、自分一人だけで働いているのだから。なんなら、休憩中とか通勤中とかは自分だけで携帯触ったり、本を読んだり、思想に耽ったりできるではないか。
家にいたら、何かしらの自由があると思い込んでいた。これは、目に見えない育休取得者の功罪ではないか。
結局、何が地味にだるいかというと…
① 献立を考えること
② 子供を連れて買い物すること
③ 洗濯、乾燥、畳む、所定の位置が覚えられん
ほかにもいっぱいあるけど、とりあえずこれらは毎日やるのがだるすぎる。まじでこれを毎日、ワンオペでやってくれていた妻には、なんていえばいいのか、謝るしかできん。感謝しかない。
料理だって、娘と息子で味付けを変えないといけないし、そもそも娘が食べられるものがまだ限られてるし、あれこれ考えるのはホント大変で。乳児食のレシピ本とか見ても、何作っていいかよくわからんし、結局野菜中心の何かになるけど、料理名もつかないような、茹で野菜みたいになるし…息子からは味が薄いとか言われるし…
っていうか「note書くヒマあるならまだ大丈夫でしょ」と思われたかもしれませんが、これはむしろ「note書かないとヤバかったのよ…」という心境に近いです。わかっていただけますでしょうか(笑)あやうく、今年早々からnoteをやめそうでした。もうnote書かなくてもいいかな?読み専になろうかな?っていうレベルまで来てました。
まぁそんな感じです。疲れた。
そうこうしてるうちに、子供らが起きてきた…
いやほんとに、以前書いた別の記事で「妻の領域には踏み込まない方がいいですよ」といったアドバイスをもらっていて、肝に銘じていたにもかかわらずこのような状況に…時が経つと、忘れてしまいますね!!そういうところ、なかなか直らない!どうしよう!自分がイヤになっちゃう!
とにかく、一刻もはやく妻と話せる状況になってほしい。こんな日々が幸せだったと思うまでにはまだ数年の月日が必要だろうな。
※少なくとも6日から仕事だから、明日には解放されるけど…