自分の全身3Dモデルデータを作ってきた
FBつながりの塩澤さんが「3Dスキャンして3Dモデルデータ作りたい人募集」というポストをしていたので、速攻で手を挙げて参加してきました。
これまでイベントで顔の3Dモデルデータを作ってもらう機会はありましたが、全身はなかなかなかったので、とても楽しみです。
会場は池尻大橋にあるDiGITAL ARTISANS GYM。4月にオープン予定のものづくりスペースで、オープン後も同様のワークショップ開催を検討されるそうです。
3Dスキャンに使うのはこの装置。
104台のカメラモジュール付きRaspberry Piが整然と配置され、これで撮影した画像をもとに3Dデータを生成するというものです。プロ向けの装置だと相当お高くなりますが、ラズパイなら1機1万くらいでいけそうなので、お得に作れそうです。(組み立ては大変でしょうが)
会場について簡単なブリーフィングの後、早速スキャンされます。撮影はほんとに一瞬で終わります。今後モーションを付けたりしやすい両手を斜めに広げた「Aポーズ」で撮影しました。本当はいわゆる「3Dキャラ初期ポーズ」である両手を真横に広げた「Tポーズ」のほうがいいらしいのですが、この機械だと中が狭いので撮影に向かないとのこと。
撮影データを3Dモデル化するには処理時間がかかるということで、しばし歓談とともに3Dデータを扱うツールについて教えてもらいます。
データはFBX形式でもらえたので、それを閲覧する場合は FBX Review を使います。これは基本見るだけです。
3Dのポリゴンデータを編集したい場合は、 Meshmixer や Blender といったツールが使えます。
Facebookの3D写真として投稿するには、glTF形式にする必要があるので、そういった場合は FBX to glTF を使います。
3Dデータは形式も扱うツールも多様なので、用途に応じて使いやすいものを選ぶといいとのことでしたが、普段使い慣れないのと設定パラメータが多いので、ちゃんと扱えるようになるには集中して取り組む必要がありそうです。
AdobeのmixamoというWebサービスにfbxファイルをアップロードすると、プリセットされたものに限りますが動きをつけられるようになってかなり楽しいです。
また、このワークショップの開催目的として、自身の3Dモデルデータをどのように活用したいか?というものがあります。
実は社内のSlackで自分の3Dデータ作りたい人、一緒に行きませんか?と声をかけたのですが、なかなか手が挙がらず、「おもしろそうだけど、用途が思いつかない」という意見がありました。
自分としては、3Dプリンタで出力してボードゲームのコマにしたり、RPGや格闘ゲームのアバターを自身の3Dモデルデータと差し替えたりできたら楽しいと考えているし、そのためなら有償で購入してもいいかなと思います。
というわけで、ちょいとUnityに挑戦してみようと思います。乞うご期待。
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