2児の親が20年ぶりに新車を買ったら満足度がむちゃくちゃ高かった【スズキソリオ】
突然ですが、みなさん車の運転得意ですか?
僕はぶっちゃけ苦手なほうなんですが、ある日ある時やっちゃったんですよね。追突事故。
僕がそれまで乗っていたのは、実家からかっぱらってきた譲り受けた初期型イスト。シュッとした見た目のカッコいいコンパクトカーで、コンパクトカー流行り始めたときあたりの車のだったんです。
「車は前と後ろに走ればええわ」程度のこだわりしかなかったので、ずっと使い続けてたんですが、コイツよく走るものの、追突防止ブレーキみたいな、最新の安全装置は何も積んでなかったんですね。
そんにわけで、病院の予約時間に遅れかけのちょっと焦る状況で、自宅の私道から公道に出ていくその曲がりで、ちょうどタイミングよく通りかかったタンクローリーの側面にブチ当たってしまったわけです。
僕は普段から「中段立てねぇ!」「インパクト見えねぇ!」と騒ぎ散らかしている格ゲーおじなので、もちろん見通しの悪い曲がり角かろ飛び出してきたタンクローリーに反応なんてできないわけです。
幸いにして双方ともに怪我もなく、物損事故扱いになったのですが、さすがにちょっとショックでした。「これはちゃんと追突防止ブレーキがついている車が必要なのでは…」
どうせ買うなら、「室内の広い車がいい」「軽はぶつかったときが怖いからイヤ」「ミニバンは家の駐車スペースが狭すぎてイヤ」「見た目が気に入るやつがいいな」ということで、お迎えした車がスズキ・ソリオ バンディット。
コイツが、めちゃくちゃ満足度高い車だったので、この記事はひたすらその「良さ」を共有する記事です。似たような車種との比較とかは(わからんから)やってないのでご了承を。
子育て勢にとって、室内の広さは圧倒的正義
スズキソリオ、いわゆる「プチバン」と呼ばれてるそうで、めちゃくちゃハコ型の見た目をしています。もう室内空間に全振りしてまス。見た目なんて飾りですよ。
これがめちゃくちゃ快適!子供が座ってる前に立てるんですよね。あんまり機会はないんですけど、たぶんお着替えも余裕。
地味に便利なのが、前席の間にスペースが設けられていて、ここを通って後ろ席に行くことができます。後ろから子供に「ママ横に座って〜」ってリクエストがあっても、さっと隣に座ることが可能。子供のワガガマにもソリオバンディットくんは応えてくれます。
中段が立てなくても、自動ブレーキでアシスト
ソリオバンディットくん、時速100kmまで対応の、自動ブレーキアシストがついております。
これが実は意外と罠ポイントで、細かく調べると、高速域ではブレーキアシストしてくれなかったりします。
これで全ての事故とまではいきませんが、ウッカリよそ見してて…みたいな事故は防げるはずです。
そもそも、みなさん車乗るとき、体調万全なときばっかりじゃないですよね?
公園でひたすら鬼ごっこさせられてヘロヘロになったあと、爆睡する息子を乗せて這々の体でなんとか運転して帰る…とかは普通にあると思うんです。
ので、自動ブレーキアシストは、お守りとしてあって損はないと思います。
僕のそもそものきっかけ、「出会い頭の事故」も、ひょっとしたら避けられた、かもしれません。
子育て勢にはもはや必須、両側電動スライドドア
これマジでいいです。ギャン泣きで暴れ狂う我が子を抱っこしてるときでも、ボタンポチーで開いてくれます。
そしてスライドドアなので、「子供が勢いよくドアを開けて、隣の車にドアがブチ当たる」という、「まあそのうちやるやろな」ってトラブルを未然に防止できます。これがデカい。
もちろんチャイルドロックつきなので、内側からは開けられない(外側からは開けられる)設定にすることも可能。とりあえず子供を後部席にブチ込んでおけます。
ソリオバンディットくんは両側に電動スライドドアがついてます。しかも、前述の通り室内がめちゃくちゃ広いので、車内を通ってどのドアからでも乗り降り可能です。うちの家の駐車場、かなり狭いので、これが地味にうれしいんですよねー。
地味にうれしい小物の数々
後部座席の机
簡単に折りたたみできる机が、後部座席についています。これめっちゃ便利。子供がぐずったときにはスッと取り出し、お菓子なんかをあげられます。また、ペットボトルや紙コップを入れる部分もついていて、めちゃくちゃ使い勝手がいい!
後部座席のサーキュレーター
後部座席にサーキュレーターがついています。さすがに後部座席にエアコンを設けることはコスト上できなかったんだと思いますが、サーキュレーターがあるだけでかなり違います。暑い日に、一刻も早く室内の温度を下げたい!って時に活躍します。
特に、ソリオバンディットくんは天井が高いので、熱い空気が上にたまりやすいっぽいんですよね。そこでこのサーキュレーター。子供も「すずしい~」と満足気。
運転席の「スマホ置き」
ソリオバンディットくん、ハンドルの前あたりに小物入れ…というか、スマホ入れが装備されています。中にはUSB&ETCカードリーダーが搭載されており、このUSBにスマホを有線接続することで、カーナビとスマホを接続することができます。
つまり、車乗る⇒スマホ置く⇒車と接続&充電までがめちゃくちゃスムーズ&スマート。これは完成度高い!
その代わり、ソリオバンディットはセンターメーター(運転席と助手席の間にスピードメーターがある)です。ハンドル前って普通はスピードメーターがあって、こんな小物入れは作れないんですが、たぶんこのスマホ入れを作りたいがためにセンターメーターを作ったんでしょうね。
センターメーターは人によって好き嫌いが分かれますが、そこはソリオバンディットくん、ちゃんと代替案を用意しています。
エンジンをかけると、ススっとせりあがってくる小さい透明なディスプレイ。これに、速度が浮き上がるように表示されるのです。
これはソリオの上位モデルか、ソリオバンディットにしか装備されていないものなのですが、個人的にはかなり好きです。エンジンをかけたときにススっとせりあがってくるところがポイント。なんとなくロボのコクピットじみていて、ちょっとテンションが上がります。
この透明なディスプレイ(ヘッドアップディスプレイ)、速度のほかに、ナビからの情報(何m先を左折、とか)と、速度制限やとまれ票を検知して表示してくれます。
僕は子供が生まれてから制限速度バチバチに守る派になったので、地味にうれしいポイントだったりします。
神の視点を手に入れた 360°モニター
皆さん、車庫入れ得意ですか?
僕はこれめっちゃ苦手で、まあ何回も当てるわ車体はへこませるわだったんですが、ソリオバンディットくんにはオプションで360°モニターがつけられます。これ神です。
バックにすると、カーナビのモニターに、車を真上から見下ろした視点のカメラビューが表示されます。どうなってんだこれ。
これにより、後ろの車にぶつからないかなーとか、前どれくらいあいてるかなーとかが確認できるようになります。神です。
もちろん、同時にバックモニターも表示されます。ついでに、後ろがぶつかりそうならピコピコなってくれます。
「駐車苦手なんよねー」って人は、これだけでマジ購入の検討材料になるんじゃないかなと思います。
乗るたびに感動できる、超快適性
このほかにも、クソデカラゲッジスペース、シートヒーター、すんごい静かでパワフルなエンジンなどなど、気に入っているポイントを上げるときりがないのですが、とにかく実用重視、快適性重視に振り切っており、めちゃくちゃ完成度が高いです。20年たつと車の快適性ってこんなあがるんだーと、日々感動して乗れます。
交渉の結果、お値段ざっくり230万円くらいになったのですが、どう考えても安いです。
特に、子ども2人までの家族持ちにはピッタリの一台だと思います。スズキすげー。
皆様も、車買い替えの際には、ぜひ候補に入れてあげてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?