【FaB】ルール文書：カード合法性ポリシー/Card Legality Policy【judge】
0.はじめに
お疲れ様です。tzwです。
前回までのルールの話はとにかく長かったので、今回は比較的楽な話で。
今回と次回で、各フォーマットのルールと使用可能なカード（裏を返せば、禁止制限カードリスト）についてのルール文書の紹介を行います。
あくまで私訳なので、軽ーくお読みいただければと思います。
（注意：原文の最終更新日は2024年7月8日です）
1.New card legality date/新しいカードの有効日
新しいカードは、それが収録されている製品の発売日より、公式トーナメントで使用可能です。
2.Special use promos/特別仕様プロモカード
以下のカードは、クラシック構築、ブリッツ、LL、コモナーといった公式の構築トーナメントで使用できません。
Brutus, Summa Rudis
Diamond Hands
Fabric of Blossoms
Fabric of Hope
Fabric of Providence
Fabric of Scales
Fabric of Spring
Gavel of Natural Order
Go Bananas
Good Deeds Don't Go Unnoticed
Hummingbird, Call of Adventure
Pink Visor
Proclamation of Abundance
Proclamation of Combat
Proclamation of Production
Proclamation of Requisition
Ruu'di, Gem Keeper
Shitty Xmas Present
Silversheen Needle
Squizzy and Floof
Taipanis, Dracai of Judgement
Tales of Adventure
Taylor
Theryon, Magister of Justice
Venomback Fabric
Yorick, Weaver of Tales
3.Revolving Card Legality - Living Legend/循環するカードの合法性とLL
FaBでは、カードがトーナメントにて使用出来たり出来なくなったりする、循環するカード合法性モデルを使用しています。
トーナメントにおいて構築ルールに適応したデッキは、汎用カードと、使用しているヒーローカードと同じクラスまたはタレントを共有しているカードのみをデッキに入れることが出来ます。
ヒーローは、LLになると合法ではなくなります（しかし、LLフォーマットでは合法のままです）。
4.Becoming a Living Legend/LLになるには
LLチェックは毎週月曜日（アメリカ時間）に行われます。
このチェックの時点で、LLの閾値を超えたヒーローはLLのステータスを得ます。
そのヒーローとそのシグネチャー武器は、同じ曜日の金曜日から公式トーナメントで使用不可となります。
閾値は以下の通りです。
・アダルトヒーロー 1000LLポイント
・若者ヒーロー 500LLポイント
5.Gaining Living Legend Points/LLポイントを獲得するには
ヒーローは、LL ポイントを獲得できるトーナメントに勝利することで、LLポイントを獲得します。
フォーマットごとのLLポイントリーダーボードは以下のページで確認できます。
6.Classic Constructed Card Legality/クラシック構築でのカードの合法性
クラシック構築(CC)では、以下の例外を除いて、全てのFaBのカードを使用可能です。
若者のヒーローカード
LLになったヒーローカードとそのシグネチャー武器
禁止カード
特別仕様プロモカード
6-1.Living Legend/LL
以下のヒーローカードとシグネチャー武器カードは、LLになっており、クラシック構築では使用できません。
ヒーロー シグネチャー武器
Bravo, Star of the Show -
Briar, Warden of Thorn Rosetta Thorn
Chane, Bound by Shadow Galaxxi Black
Dromai, Ash Artist Storm of Sandikai
Iyslander, Stormbind Kraken's Aethervein
Lexi, Livewire Voltaire, Strike Twice
Oldhim, Grandfather of Eternity Winter's Wail
Prism, Sculptor of Arc Light Luminaris
6-2.Banned/禁止カード
以下のカードはクラシック構築では禁止カードです。
Awakening
Ball Lightning（R/Y/B）
Belittle（R/Y/B）
Berserk
Bloodsheath Skeleta
Bonds of Ancestry (青)
Bonds of Ancestry (黄)
Crown of Seeds
Drone of Brutality（R/Y/B）
Duskblade
Plunder Run（R/Y/B）
Stubby Hammerers
7.Blitz Card Legality/ブリッツでのカードの合法性
ブリッツは、若者のヒーローによる楽しくて速いフォーマットです。
ブリッツでは、以下の例外を除いて、全てのFaBのカードを使用可能です。
アダルトのヒーローカード（使用するには若者のサブタイプが必要です）
LLになったヒーローカードとそのシグネチャー武器
禁止カード
特別仕様プロモカード
7-1.Living Legend/LL
以下のヒーローカードとシグネチャー武器カードは、LLになっており、ブリッツでは使用できません。
ヒーロー シグネチャー武器
Chane Galaxxi Black
真紅の霞、アイラ 秋の刃
Iyslander Kraken's Aethervein
Kano Crucible of Aetherweave
Kassai, Cintari Sellsword -
Oldhim Winter's Wail
Viserai Nebula Blade
7-2.Banned/禁止カード
以下のカードはブリッツでは禁止カードです。
Aether Flare（R/Y/B）
Aether Wildfire
Awakening
Ball Lightning（R/Y/B）
Berserk
Bloodsheath Skeleta
Crown of Seeds
Drone of Brutality（R/Y/B）
Duskblade
Heartened Cross Strap
Mask of the Pouncing Lynx
Snapback（R/Y/B）
Stubby Hammerers
8.Living Legend/LLフォーマット
LLフォーマットは、以下の例外を除き、全てのFaBのカード（Living Legend ステータスを獲得したヒーローと武器を含む）を使用可能です。
若者のヒーローのカード
禁止カード
特別仕様プロモカード
8-1.Banned/禁止カード
以下のカードはLLフォーマットでは禁止カードです。
なし
8-2.Restricted/制限カード
以下のカードはLLフォーマットでは制限されています。登録されたデッキには制限カードを 1 枚まで含めることができます。
Awakening
Crippling Crush
Hypothermia
Oaken Old
Star Struck
Warmonger’s Diplomacy
9.Commoner/コモナー
コモナーは、若者のヒーローにフィーチャーしたカジュアルなプレイ形式です。
コモナーには、コモンまたはトークンとして印刷された全てのFaBカード、およびコモンまたはレアとして印刷された武器、装備、ヒーローが含まれますが、次の例外があります。
アダルトのヒーローカード（若者のサブタイプが必要です）
禁止カード
特別仕様プロモカード
9-1.Banned/禁止カード
以下のカードはコモナーでは禁止カードです。
Amulet of Ice
Ball Lightning（R/Y/B）
Belittle（R/Y/B）
Stubby Hammerers
10.Ultimate Pit Fight (multiplayer)/アルティメット・ピット・ファイト（多人数戦）
アルティメット・ピット・ファイト (UPF) はカジュアルなフォーマットです。
UPF には、特別仕様プロモカードを含むすべてのFaBカードが含まれますが、次の例外があります。
《Go Bananas》は公式イベントでは禁止されています(プレイグループでは、引き続きGo Bananas を社交的なプレイでお楽しみいただくことをお勧めします)。
《Yorick, Weaver of Tales》は公式イベントでは禁止されています(プレイグループでは、引き続きYorickを社交的なプレイでお楽しみいただくことをお勧めします)。
UPF は、若者のヒーローとadjudicatorヒーローを使用してプレイすることをお勧めします。
本文はここまでです。
始めたてのプレイヤーさんは禁止カードやLLヒーローが分からない方も多いかと思うので、こういった文書で確認してからイベントに参加するようにしましょう。
他の先輩プレイヤーさんも優しく教えてあげてくださいね。
さて、そろそろ罰則規定を読んでいこうか…。