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福岡グルメ&ユーリ唐津聖地巡礼の旅20170321

3月21日(火) 3日目
福岡&唐津の旅、最終日は、有休を利用しての平日。
ホテルをチェックアウトしてから、KITTEのコーデュロイ カフェでモーニングをいただく。いとだパンの厚切りトーストをセレクト。いとだパンは、飲食店への卸やイベントへの出店が主で、店頭販売はなかなかハードルの高いお店らしく、気軽に食べることができて嬉しい。

博多駅から、ふたたびの唐津方面へ。この日は、初日に行っていないスポットと、唐ワンアプリでのスタンプラリーが目的。

まずは虹ノ松原駅で下車して、伊藤けえらん新家で、コラボスイーツの、長谷津名物羊羹「呼子のいか」を購入。コラボスイーツの中では唯一の、手土産系である。形はいかでも、中身は甘い羊羹。
店内には、高橋大輔さんと織田信成さんの写真とサインが飾られていた。
唐津銘菓である「けえらん」は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の戦勝祈願に諏訪神社を訪れた際、地元民から菓子を献上され、「勝つまで帰らん」と言ったのが語源と言い伝えられているそうだ。

伊藤けえらん新家の次は、すぐそばにある鏡山温泉へ。YOI主人公勇利の、実家の温泉旅館のモデルである。国道202号線に面しており、車でのアクセスも良さそう。ここには広めの食堂があり、アニメに登場するカツ丼をいただくことができる。

食堂オープンの11時まで、30分ほどあったので、その間に温泉も楽しんだ。タオルはレンタルすることができる。ややぬるめのお湯で旅の疲れを癒し、食堂へ。大ジョッキでビールも頼んで、いざ、本家!勝生家風長谷津カツ丼。少し甘めの味付けも九州らしく、フクースナー!!(=「おいしい」。YOIファンは会話にロシア語が飛び交う)

館内にはあちらこちらにポスターが貼られ、ヴィクトル、勇利、ユーリの等身大パネルも並んで置かれて、撮影コーナーが作られている。平日ということもあり、混み合うこともなくゆったり過ごすことができたが、連休中は食堂に行列ができていたらしい。

虹ノ松原駅から唐津駅へ移動。駅周辺も巡礼者の姿がぽつぽつという感じで、のんびりとした日常の雰囲気だ。午前中に少し降っていた雨もやんで、晴れてきた。

まずは、観光案内コーナーで、アンケートの「第2滑走」にチェックをつけて、ガイドマップをいただき、ひとつめのスタンプもゲット。スタッフの方がアンケートを集計されていたが、連休中の分だろうか、分厚い紙束になっていて、手作業なので大変ですー、と笑っていらっしゃった。

アルピノでは、3月上旬の東京明治神宮外苑アイススケート場でのイベントに登場した、ヴィクトルと勇利のキスクラパネルが、前日午後からお目見えしていると聞き、行ってみた。東京でのイベントには行かなかったので、唐津で見られるとはラッキー。キスクラパネルは、コスプレ着替え用スペースの手前に設置されており、人も少ないので、ゆっくりと写真を撮ることができた。
この日のアルピノは、キーホルダーなど一部グッズが品切れ中。ふたつめのスタンプをゲットした。

街中で立ち寄った唐津焼のお店で、先輩がおみやげを購入。店員のお姉さんに、サーガイベントによる地元の盛り上がりのお話を聞く。お姉さん、参考のために第1話を観て、方言の発音に違和感がないことに感心されたそう。続きもぜひ観てね。

大手口バスセンター5階の唐津市観光課に、YOIコーナーができているということで、見学へ。ちなみに本来平日だけの営業だが、3月中は土日祝も開放しているそうだ。(3/30追記:イベント期間の2017/5/7まで、土日祝日も開放とのこと。唐津市観光課さん、ありがとうございます!)休日もコラボのために働いてくださっている、地元の方々を思う。役所の片隅にコーナーがあるので、雰囲気としては静かに楽しむ感じ。静かだが、熱いスポットだった。
どこから訪問されましたか?の足跡帳があったので、関東のところにシールを貼った。やはり九州からが多いが、日本全国各地、そして海外からも人が集まっている。すごいな。

バスセンター3階でスタンプラリーをしていたら、館内施設のお姉さんが「ユーリですか?」と話しかけてくださり、唐津の見どころや食べ物やおみやげについて、ややぶっちゃけトークも挟みつつ、楽しくお話させていただいた。結婚で大阪から唐津へ来られて、もう10年ほど経つそう。普段は変化の少ないところだとのことで、これを機会に、唐津に若い人たちが来るといいですよねえ、としみじみ。
巡礼中は、こんな風に地元の方とお話しする機会がたびたびあり、温かく歓迎してくださることに感謝した。唐津、よかとこね~。
スタンプもみっつたまったので、等身大ユーリパネルプレゼントに応募。
バスセンター1階のカフェ&バー Odecafeで、二人のユーリ!長谷津デザートプレートをいただき、ちょっと休憩。

次に向かったのは、曳山展示場。このあたりからは、YOIに直接関係する場所というよりも、純粋に唐津市内観光。唐津くんちの曳山が見られるということで、入場料300円で見学した。曳山は、想像したよりも大きくて、どこかユーモラスで、印象深かった。

バスセンターでお話したお姉さんから、曳山展示場のおみやげ売場に、PTA友だちの息子さんが絵柄を描いたマスキングテープがあると聞いていたので、どれどれと手に取ってみたら、これが小4の子が描いたとは思えないような精緻なもので、びっくり。息子くん、「マステ、売れているかなあ」と気にかけているんだって。かわいいな。

曳山展示場の次は、旧唐津銀行の建物見学へ。外観も内部も、趣のある美しい建物で、無料で入ることができる。たくさん写真を撮った。

福岡へ戻る電車の時間まで、まだ少し余裕があったので、最後にもう一度アルピノへ。キスクラの前をうろうろしていたら、施設スタッフらしきおじさまがシャッターを押してくださるというので、ありがたくお願いして、先輩と記念撮影。
「ややこしいから聖地巡礼とか言ってきていないし、旅先での写真、家で見せられないものばかり」と笑う先輩。わたしのiPhoneのカメラロールも、聖地巡礼感ありありのものと、オタクの気配を隠したもの(主にInstagram用)とが入り混じって、混沌としているよ。

飛行機のおやつに松露饅頭を買って、名残惜しく唐津を離れ、博多駅へ。空港へ向かうまでのわずかな時間に、KITTEのぬる燗 ぞっこん はなれで、鯖料理などをつまみながら、日本酒を8種類呑んだ。KITTEにはお世話になったな。飲食店全面禁煙にしてもらえたら、なおよし!

博多駅でツアコンTさんへのおみやげを買い、空港で先輩と解散。3日間、ありがとうございました。
この後、わたしの乗るはずだった飛行機は、機体の故障でまさかの欠航となり、振替の便もまた遅れ、ぐったりおうちに帰りついた頃には、日付が変わっていたのだった。最後の最後にこれ。
ハードなしめくくりにはなったものの、楽しかった遠足を思い出しながら、眠りについた。

サーガイベントは、GWの5月7日まで開催される予定。20歳若かったら、もっとはじけて楽しんだのかなと思う反面、大人だから見えたこともあり、大人だからこその味わい方もできたのではなかろうか。だから、若者はもちろん、子連れでも、中高年でも、皆さんそれぞれの形で楽しむと良いと思う。ひとりで回っている人だって、ちょこちょこ見かけた。
まだまだ行きたいお店や場所もあるし、YOI二期が実現した頃にでも、福岡&唐津再訪したいな、などと考えながら、今日も働くのである。

(おしまい)

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