新型コロナウイルス対策で手作りマスクは効果が期待できないって本当なのか?
新型コロナウイルスの猛威が収まらない中で使い捨てマスクを思うように買うことが出来ません。
ですが、手元に届くまで時間はかかりますが、使い捨てマスクが徐々に買えるようになってきましたが、早めに注文することが大切なことですね!
マスクが買えないけど手作りマスクは効果があるのか
今まで普通に使っていた使い捨てマスクが普通に買うことが出来なくなってから手作りマスクを進める作り方動画などが多くみられます。
ですが、専門家によると手作りマスクは、「それほど効果を期待することができない」とのことです。
なぜなら、「感染予防としての効果が薄いだけでなく、使い方を誤れば、むしろ感染リスクを高めてしまう可能性がある」からです。
では、どうして手作りマスクを進める人が多いのでしょうか?
一つの理由に話題で動画再生回数を増やしたり、ブログのアクセス数を増やしたりして、現金稼ぎをしているというのがあります。
ネットの影響ってとても大きく、手作りマスクの素材である、ダブルガーゼとかマスク用ゴムが品切れ状態になっているんですよね!
でも、街中では、手作りマスクをしている人を見かけないんです。
手作りマスクの素材が品切れ状態になっているのだから、街中で使い捨てマスクじゃなくて、手作りマスクをしている人をたくさん見かけるはずですよね?
こんな疑問を持っているのは私だけなのでしょうか?
マスクの効果を過信してはダメ!
基本的にマスクの目的は、ウイルスに感染した人がほかに感染を拡大させないための拡散予防効果が主な目的です。
世界保健機関(WHO)の報告で、症状のない人のマスク着用は、推奨されていませんし、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)でもマスク着用は推奨しないと言われています。
また、CDCは、DIY動画などで紹介されている手作りマスクは、新型コロナウイルス予防には効果が期待できないと公表しています。
ある研究結果では、N95マスクでもサージカルマスクでも大気中に浮遊する微粒子からインフルエンザにかかったという結果もあります。
「マスクをしているから感染しない」
という考えは、マスクの効果を過信していることになるのでやめた方がいいですね。
新型コロナウイルス対策で効果的な方法はあるのか
新型コロナウイルスは、呼吸器症状をともなうウイルスで、約2メートル以内の接触で感染が広がると言われています。
なので、一般的に大気中を浮遊する微粒子からの感染予防に効果のある95マスクなどの顔面への密着性が極めて高い医療用マスクが効果的と言えます。
ですが、いくら効果が高いと言われていても、正しい方法で使用していなければ密着性がなくなり、感染リスクをおさえることが期待できないのです。
すなわち、マスクの使い方を間違えば、手作りマスクと変わりがないということなんです。
使い捨てマスクが買えないからと言って手作りマスクをつくろうとしているのであれば、もう一度、良く考え直した方がいいでしょう。
新型コロナウイルス対策で効果的なのは、マスクよりも手洗いだと言われています。
マスク不足で必要性の高い人にマスクがいきわたらないのは、重大な問題です。
使い方次第で効果が左右されるマスク着用に依存するよりも、正しい手洗い方法を徹底する方が効果的です。
手洗いが効果的ですが、外出先では手ピカジェルなどの携帯用アルコール消毒液を使うのが一番でしょう。
さいごに
新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていますが、1人1人の意識を変えるだけで早期終息をさせることが出来るかもしれません。
とても大変な時期ですが、みんなで乗り切れるようにがんばりましょう。