【映画】予備知識なしでも『アベンジャーズ』がめちゃくちゃ面白かったので感想を書く

「人気のスターが一堂に会して大暴れする」という、

任天堂の某乱闘ゲームを彷彿とさせるヒーロー映画の
『アベンジャーズ』がめちゃくちゃおもしろかったので感想を書きたいと思う。

結論から言えば、アクション映画が好きならとりあえず「アベンジャーズ1」だけ見て、それ以降を見るかどうか判断すると良いです。この映画を見て「なんか変な服着た奴らが戦いよんな」くらいの冷めた感想しか出ないようなら、その後数十時間にわたってその感想が続くはずなので。

アベンジャーズとは、言わずと知れたマーベルのアメコミヒーローが集結するオールスタームービー

なぜ今さらこのお祭りに参加しようと思ったのかというと、先日の飲み会でのある出会いがきっかけでした。
保険会社の飲み会で隣に座った男性社員が、俺と映画の趣味がバチバチに合いまして。
その彼が『アベンジャーズ』の話をしていたので、気になって観てみようと。私は『キングスマン』を勧めました。

ただ、この映画の登場人物はそれぞれ人気のヒーローで独立した作品があるわけで、それを知らないと楽しめないのではないか?という思いはありました。先に全員の映画を見ておかないとダメかな?とも。
今回登場するヒーローの中で映画を観たのはアイアンマンだけですし、こんな俺でも楽しめるか?という不安は正直ありました。

でも、それを言い始めたら一体何本映画をみなくちゃいけない?
そもそも時系列はどうなっている?もう正直良く分からん!
考え出したらキリがないので、ビジネスと同じく「大枠から捉える」作戦を決行。

予備知識無しで観ても、全く問題ないどころかめちゃくちゃ楽しめました。

それこそ、冒頭に言った大乱闘スマッシュブラザーズ(名前出しちゃった)だって、それぞれのゲームを知らなくても楽しめる。
アベンジャーズの制作陣も「初見さん」への配慮のある作りにしてくれているだろうという安易な気持ちで観て正解でした。

カンタンに言えば「人類滅亡レベルの宇宙戦争をヒーローたちが力を合わせて止めようとする」映画です。


序盤から適度にアクションを挟みつつ、悪役が登場し、ヒーローが招集されていく。

自分のような予備知識無いマンでも、それぞれの能力や立ち位置がキチンと分かりました。
観る前から「あぁ一堂に集結するものの一回仲違いをおこしてそこから一致団結する流れだろうな」と思っていたら、本当にその通りでした。
ですが、それでいいのです。頭を空っぽにして楽しみたい映画は王道を突っ走ってくれていれば、それで。

あ、今回は最初だけ吹き替えにしてほとんど字幕で観ました。
結構吹き替えも好きな方なんですが、ブラックウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の吹き替えが聞くに堪えなかったので。
どうやら本職声優さんではなさそうと思ってはいましたが、どうやらドクターXだったみたいですね。失敗してる(キャスティングスタッフが)。

吹き替えはアレでしたが、アクションは最高。
今回はアクションがてんこ盛りで、小どんぶり小どんぶり、中を挟んで特盛どんぶりみたいなお腹いっぱいのアクションでした。

よくよく考えたら前半はほとんどアベンジャーズ同士のケンカだったな(笑)。
ソーとアイアンマンの実写版ドラゴンボールみたいなスピーディな戦闘シーンと、ハルク初覚醒のパニック映画じみた過剰な破壊シーンの数々が印象的だった。周囲の環境を破壊しながら暴れる映像ってなんであんなに最高なんだろう。

今回、PlaystationVRのシネマモードを使って映画館さながらのスクリーンサイズで鑑賞したのが大正解だった。
これを普段使いの20インチモニターで鑑賞していたらここまで楽しめなかったかもしれない。
やっぱりアクション映画はドデカスクリーンに限るよね。

最後の一致団結宇宙戦争は、それぞれの役割が生きていて各キャラに見せ場があってこれも最高。

人間とメカ人間と怪物と神のチームがそれぞれの長所短所を補うように戦っていて胸が熱くなる。
ビルが崩壊し車があちこちでひっくり返る戦闘はトランスフォーマを彷彿とさせますね。
保険代理店の目線で見ると、この惨事の事故処理を考えるだけで死にたくなる。ヒーローが居る世界で保険代理店はやらないほうが良いことは間違いない。

ハルクの品もクソもへったくれもない純粋な暴力が見ていて気持ちよかったなぁ。
宇宙人でもハンドガンのヘッドショット効くというのはこの映画で学んでよかったことの一つ。

最後、スタークタワーの「A」だけ残ってアベンジャーズのロゴになる演出がベタだけど痺れた。
戦闘の破壊演出を伏線にするとはおそるべし。

ちなみに結局私はアベンジャーズ4作と、それぞれのヒーロー単独作品すべて鑑賞しました。しかし私が「彼」に勧めた『キングスマン』は観てないようなので、ハルクにぶん殴ってもらいたいと素直に思います。

読んでいただき、本当にうれしいです。 サポートしていただけた分は、新たなエンターテイメントを紹介していくための費用としてフル活用させていただきます。