学生時代に東南アジアを貧乏旅行した話 #2
バリで東南アジア旅行の良いスタートを切り、シンガポールに飛んだ。
バリへの滞在記事で前述したように、私はカウチサーフィンを用いた旅のスタイルに魅了され、シンガポールでもカウチサーフィンを用いることにした。バリ滞在中にカウチサーフィンの宿泊リクエストを数名に送り、シンガポール在住の2名からリクエストを許可していただき、実際に会うこととなった。
1人がyazid、中肉中背でtheマレー系という顔立ちをしていた。空港到着時からその日の晩まで同行していただいた
もう1人がaslam,大柄でインド系の顔立ちをしていた。滞在2日目にお世話になった。
シンガポール滞在期間は2泊3日と非常に短かったが、現地のシンガポール人と常に同伴していただいた為とても充実し、得ることが多かった旅であった。
シンガポールという国
シンガポールは国土の面積が東京23区という狭さであり、左右の両端が車で1時間ほどで横断できてしまう距離でもある。
そんな国土の狭いシンガポールは多民族国家であり、仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教と様々であり、町を歩くと寺院、モスクをはじめ様々な建造物に出くわす。
また、驚くことにシンガポールでは4つの言語
・英語
・中国語
・タミール語
・マレー語
が公用語となっている。
現に、yasidは英語とマレー語、aslamに至っては4カ国語を流暢に操っていた。
インド系の顔立ちしたaslamが中華系の店員と中国語でやりとりしてたのに少し惚れた笑
カウチサーフィンでの痛い思い出
初日に同伴していただいたyasid、空港までわざわざ出迎えにきてもらいとても感じの良い好青年のように思えた。日没まで、シンガポールの様々な場所を連れてってもらい、彼との話も尽きることなくとても満足した。夕飯を済ませた後、飲みに行かないかとバーに誘われた。私は断ることもなく、彼とバーに出かけだ。
yasidに連れてこられたバー
バーに来て何か様子がおかしいと感じた。女性が誰1人いなかったのだ。後から知ったのだが、ここはゲイバーであった。もしやyasidもゲイなのでは?と最初疑ったが、彼にはとても良くしていただいたし、そう思いたくなかった。彼は特にそういう素振りも見せず、私は彼と純粋にお酒と音楽を楽しんだ。警戒しつつも、宿泊する予定の彼の家に向かった。彼の家に帰宅時、
Yasid 「 I'm a gay. May I ask a favor of you ? 」(私はゲイだ。お願いをきいてくれない?)
(私) 「... What's your favor ?」(お願いとは?)
Yasid「Can I suck your 〇〇〇?」(○○○させてくれないか?)
ここに来てまさかのカミングアウト..!
正直、このようなシチュエーションは初めてであったので、どう対応して良いか分からず、とりあえず
(私) 「No, I'm not gay」 (いいえ、ゲイではないので)
しかし、彼は執拗に食いついてきたので、思わず、(私)「I'm leaving!」 (出てく!)
と言い放ち、彼の家を出た。
逃げ込むように近くのインド人街にある宿に駆け込み、幸い空室があったのでそこに宿泊することになった。
カウチサーフィンを使用する上での注意点
カウチサーフィンや他のSNSでもそうなのだが、上記のように必ず下心を持った人が存在している。現にカウチサーフィンを使用した女性の旅人が性的被害を受けた例などはよく耳にする。
このような例を避ける為に、私は必ずreference(ホスト、旅行者側からの評価)をチェックするようにしている。
特に下記のようにreferenceがないホストは信用できないので私はリクエストを送らないようにしている。
また、verified会員は運営側から承認を得ているのでより信用できるユーザーである。
また、性的嗜好も事前にリサーチできるので、事前に確認することで私のような事例に巻き込まれることも避けられると思う。
カウチサーフィンを利用されて旅をされる方、国内でホストされる方はくれぐれも注意して利用するようにしましょう。