巷では噂の8士業って何?
おはようございます!もしかしたら、こんばんは!かな
noteを書く時、何に注意して書けばいいか迷うことありませんか、そんな時は昔、自分が知りたかった情報を書くことでその記事に興味が沸いて読みたくなると有料サイトで教えてもらいました。
その言葉を聞いて、私がもしこの情報を知っていたら今の職業ではなく、違う職業についていたかも知れないと思い書いています。
高校生の頃、そもそも士業という概念がなかったので、正直早く知りたかったし、業務独占資格と名称独占資格があるということすら知りませんでした。
この士業、サムライ業とも呼ばれることもあります。それは何故かというと、呼称は名称の末尾に「士」の文字がついている場合が多いということに由来しています。
またはその基本的職能資格が、日本の近代国家創成期に、主にサムライと呼ばれる基礎教育を受けた武士が多く、その職能資格を取得したためとも言われる。広義においては「-士」だけに限らず、「-師」との名称である資格も含むことがあるため、「士師業」「師士業」などとも呼ばれます。
概要として
資格は、無資格者の実施が禁止されている業務を行うことが許可される業務独占資格と、その名称を用いて業務を行うことが許される名称独占資格とに分かれる。国家資格については、資格の認定(すなわち当該資格を保有することについての専門性の認定)が法的に担保されるとともに、その多くにおいてこれらの独占性が法的に担保されるものである。
一方、民間資格は、独占性を法令上認められるものではなく、当該資格を保有することが一定の専門性を有することを認定するものである。
士業の多い分野として、司法、会計、不動産、建築、土木、医療、福祉などがある。特に医療、建築は、業務が対象者の生命、身体、精神、生活に直接関わるとともに、公共の安全にも重大な影響を与えるため、社会的責任の大きな士業として免許を得るための国家試験についての受験資格を得るだけでも数年を要するものが多い。
これら士業の資格の大半は、資格を有していないと業として開業できなく、都道府県若しくは監督官庁に登録する必要があり、多くの場合は、実務経験を証明する事業者の書面か、実務経験が必須の上位資格が必要であるので、後者の資格を有しないと、実質上開業は難しい。
なお、士業には営利目的ではなく職能であるという意味がこめられている。従って一部の士業では、株式会社を始め普通法人などを設立・兼業する事が許されていない。また、各士業が所属する団体に職能団体がある。
士業のうち、戸籍・住民票などについて、職務上必要な場合において行う請求権が認められている主要なものは8士業と呼ばれることがある
弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、社会保険労務士、行政書士、海事代理士この8の職業をいわゆる8士業と読んでいる。
このほかにも専門性の高い資格もあり
専門職者による士業合同相談会等においては、下記の士業が含まれることが多い。弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、公認会計士、技術士、一級建築士、不動産鑑定士、行政書士、社会保険労務士、また、中小企業診断士、ファイナンシャル・プランニング技能士等が加えられる場合もある。
なお、これらの士業においては、文部科学省において高度専門職業人とされたり、労働基準法における高度な専門知識を有する者とされる等、法令上特別な扱いがされるものも多い。
8士業の窓口と主な業務
名称・窓口: 主な業務
税理士 ・税理士事務所: 税務相談、税務代理、税務書類作成、税務訴訟の補佐、会計業務(記帳代行など)
司法書士 ・司法書士事務所: 土地や家屋・法人登記の申請、民事訴訟の手続きなどに必要な書類の作成
行政書士 ・行政書士事務所: 官公署などに提出する書類の作成、契約書の作成代理
土地家屋調査士 ・土地家屋調査士事務所: 土地・家屋の調査や測量、不動産登記の代理
弁護士 ・法律事務所: 法律にかかわる業務全般
弁理士 ・特許事務所 :特許庁での手続き代行、意匠や商標の異議申し立て代行
社会保険労務士 ・社会保険労務士事務所: 社会保険手続き代行、年金相談、労務管理相談、労災や助成金の申請代行
海事代理士・ 海事法律事務所: 船舶の登記や登録、船員法にかかわる手続き代行、海上交通にかかわる許認可代行
税理士
税務相談や税務代理などは税理士の独占業務です。具体的な仕事内容としては、確定申告書類の作成や税務調査の立ち合い、税務署への申し立て代行、企業財務や会計の補助を行なっています。
司法書士
登記申請を独占業務とした専門家です。基本的には登記申請書類の作成、裁判所に提出する書類の作成を行なっています。身近な法律の専門家でもあり、法務大臣の認定があれば、140万円以下の民事裁判、つまり少額訴訟も可能です。
行政書士
書類の作成を生業とする士業です。官公署に提出する書類から権利義務にかかわる書類、事実証明の書類など、業務は広範囲。他の士業の独占業務にかからない範囲での書類作成代行ができ、行政書士自体の独占業務になっているものも多いです。
土地家屋調査士
不動産登記にかかわる土地の調査や測量を専門にした士業です。不動産登記の申請代行、審査請求の代行も認められています。筆界特定(土地の境界を決める)の代理も業務に含まれ、法務大臣に認定されたものであれば弁護士と共同して筆界訴訟にも携われます。
弁護士
弁護士は法律にかかわる業務に制限がなく、全般を専業としています。民事訴訟や刑事訴訟の解決、訴訟の手続きなどが主な業務です。
弁理士
国内外における特許、意匠、商標、実用新案の出願や関連する手続きを専業としている士業です。関税の認定にかかわる申し立て代行も含まれます。
社会保険労務士
労務の専門家で、社会保険や労働保険の手続き代行が独占業務です。年金相談など個人向けの相談も行っています。
海事代理士
船舶や船員、海事にかかわる業務を専門とした士業です。個人レベルならマリンスポーツをする人にかかわる専門家になります。
あとこの仕事についてリサーチをしてくれたサイトから内容を引用させてもらうと
SNAPLACEの運営するソーシャルリスニングで顧客満足度調査・競合比較をするサイト、スナップレイス・モニターで日本の代表的な士業8業種(弁護士・司法書士・行政書士・弁理士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・海事代理士)の知られざる意外な仕事満足度を分析しランキングを発表。
士業と聞くと何かと高年収で待遇の良い職業のイメージですが、実際に働いている人は自分の仕事をどう感じているのか?実際のところ働いている人でなければその実態は分かりにくい。そこでこれからの資格を持つ人々の満足度を調査し実際にその士業の働き方を調べた。
■8士業の仕事満足度ランキングの分析対象データと分析手法
分析対象データは、士業8業種に関連する内容が含まれる最新約10万ツイートを対象とした。そのうえで、すべてのツイートに対して強力な自然言語処理と機械学習エンジンを活用し、仕事満足度を20段階で定量化。そのツイートの分布から満足度の加重平均を行うことで仕事満足度を算出し、ランキング化した。
■仕事満足度の分析結果
8士業中5士業が50%を超えており全体でみると概ね満足度高い結果になった。一方で満足度の分布は業種によって大きく異なっており、全体的に満足度の高い職業や満足度が著しく低い層がいる職業などそれぞれ士業の特徴が反映されている結果が出ている一般に独占業務で守られている士業であっても、仕事への満足度は低い水準でことも多く、世間における士業のイメージと満足度は一致しているとは言い難いようだ。 しかし、業種別に個別で見てみると、中には90%以上の高い水準で満足している人が多い業種や、10%以下の水準で満足していない(大変不満に思っている)人が多い業種なども判明。そこで業種別に仕事満足度の分布とその特徴を公開する。
仕事満足度分析ヒストグラム
分布ヒストグラムの見方は、1が大変満足(満足度100%)、-1が大変不満(満足度0%)を示し、右に行けば行くほど満足度が高いという形になっている。
第1位 司法書士 59.4%
【司法書士】
司法書士とは登記手続きの代理や法務局等に提出する書類の作成提出を行う国家資格。士業のランキングでは満足度59.4%と1位と非常に好結果を出している。とりわけ注目すべきは不満な人が非常に少ない点にあるといえる。司法書士はいわゆる独立して開業する人が多くいる。そのため稼いでいる人とそうでない人の差が激しいといえるが、平均的には報酬が高く稼ぎの良い業種といえる。司法書士は弁護士を取得すると自動で取得できるため、弁護士でありながらも司法書士の職務に集中することで高い所得を享受していることが予想される。加えて司法書士は行政書士の資格も兼ねていることが多く、行政書士のメリットを享受した上で、司法書士としての資格を最大限生かしているようだ。また昨今、消費者金融の法定利息を超えた不当利息の返還請求で一稼ぎした士業であり、過払金請求の代行がブームになったことで高い報酬案件が多く発生し、比較的多くの司法書士が好待遇の機会に恵まれた影響もあるようだ。
第2位 弁理士 56.1%
【弁理士】
弁理士とは知的財産のプロフェッショナルであり知的財産権の高まりと共に注目を浴びている国家資格。今回の調査結果では満足度56.1%で第2位と好成績を残した。弁理士を取り巻く状況も追い風になっており、特許・商標などの出願手続きは増加の一途をたどっている。そのため現在の必要とされる人材に比してまだ供給が追いついていないと言われている。また最近は特許事務所だけではなく一般企業で働く事も多いため手厚い資格手当などの給付があることも順位を伸ばした可能性がある。転職市場でも特許に関する実務の経験があると年収が比較的高い傾向があり一般には高待遇の資格であると言える。
第3位 税理士 53.5%
【税理士】
税理士は言わずと知れた税金のプロフェッショナル。満足度は53.5%の3位と世間のイメージ通りの高い結果が出ている。税理士には大きく独立開業する税理士と大手の税理士事務所や企業でサラリーマンとして働く2種類がある。独立開業している税理士は一旦顧客を開拓すれば安定した収入が見込めるため、待遇で大きな不満をもつ層は多くないと言える。親子二代にわたる税理士などでは2代目の税理士は顧客基盤をそのまま引き継げばすぐに安定した仕事を受注できるため、一族で安定した財産を築いている人が多いようだ。また税理士事務所や企業で税理士として働く場合においても、一般のサラリーマンよりも高い年収が見込める上、資格手当も手厚く好待遇なことが知られている。また近年、海外M&Aをはじめとした大手企業の税務リスクの高まっており、極めて高額な年収の税理士かいる一方でクライアントの要求に応えるため高いストレスに晒されている可能性もある。
第4位 行政書士 53.2%
【行政書士】
行政書士とは官公庁に提出する書類の作成などの法務手続きを行うことができる専門家。満足度は4位の53.2%と比較的高い結果ではあるものの繁盛している事務所とそうでない事務所の差が大きい業種であることを反映しており満足度にばらつき大きいという結果となった。また行政書士は弁護士や司法書士など他の資格者が追加で取得することが多い資格。実際のところ試験難易度も他の資格と比較してみると高くはない。合格率も年によってばらつきがありはするものの平均すると20%前後と他の法律系資格に比べると取得しやすい資格。そのため新規の人材供給が多く、資格所有者であっても資格を活かした職業につかない事も多いとされている。このような背景からもばらつきのある結果になったと想定されている。また実際のところ廃業する行政書士も多いため、あまりに儲からない行政書士は撤退を余儀なくされるため、満足度が低い層が撤退することによって平均的な満足度が底上げされている可能性もある。
第5位 土地家屋調査士 53.2%
【土地家屋調査士】
土地家屋調査士とは不動産を登記するために測量や調査する専門家。士業ランキングも5位で満足度も53.2%と比較的高い満足度だった。土地家屋調査士は比較的マイナーな士業でありながらも不動産、土地の調査という仕事柄、安定した仕事の受注が見込まれ中心帯に分布する傾向が見られている。また土地家屋調査士は独立して開業する人も多く、他の士業と比べるとニッチな分だけ安定した職業であるようだ。また昨今、日本全国で空き家が問題になっているが、仮に日本全国の不動産で登記が必須化されると土地家屋調査士のニーズは飛躍的に高まり、今後仕事の満足度にも大きな変化が見込まれる。
第6位 海事代理士 48.7%
【海事代理士】
海事代理士とは海の司法書士とも呼ばれることもある士業であり、船舶の登記など海運業、造船業に特化した法律系の専門家。馴染みの少ない士業ではありますが、名前からもわかる通り一般には海運業、造船業といった港湾関連の企業で働く人が多いためやや独特な業態といえる。仕事の満足度は48.7%と6位ながらも分布が中心に固まっており非常に安定している模様が伺える。海事代理士の仕事は船舶の登記の職業は司法書士や行政書士にも出来る業務ではあるものの、実際には海運業、造船業との人脈や独自の商習慣を理解した上で、地場に根付いた営業を行う必要があるため、多くの地域で独占的な経営が出来ているようだ。また新規参入も少ないため激しい競争が起こりにくいといった要因もあり他の士業比べて安定した結果が出ていると想定される。
第7位 弁護士 48.4%
【弁護士】
満足度は48.4%の7位と意外な順位となった弁護士。法律系士業の最高峰でありながら、試験の合格率も低く最難関の資格であることは周知のとおり。また弁護士は誰もが憧れる職業でありながら、難関な試験・多忙な業務の割に見返りが多くないとい事がよく知られている。とりわけ若手弁護士の待遇は今一つのようで、特に大手弁護士事務所に入れなかった場合には中小の弁護士事務所で働き思った以上に稼げないことが多いようだ。また独立系の弁護士の中にも弁護士に関する案件を受注できずに低年収に甘んじている層が一定いると言われている。加えて弁護士特有の職務についても、順位を下げる要因になっていると考えられる。法律のプロフェッショナルでありながら、判決事例の調査、資料の調査をはじめ多くの時間を地道な作業に費やしている事も満足度が高まらない一因であるようだ。一般にエリートで高年収のイメージである弁護士ですがクライアントの依頼に応える為に多くを犠牲にする職業でもあるようだ。
第8位 社会保険労務士 43.9%
【社会保険労務士】
社会保険労務士とは労働や社会保障関連の法律系のプロフェッショナル。満足度は43.9%で8位と全士業の中で最下位を記録。社会保険労務士は独立開業から一般企業、公務員など多岐にわたる働き方がある。一般に独立開業する有資格者は一定数いるようだが上手く軌道に乗るにはかなり難しいとされている。独占業務は厚生労働関連で幅広くあるものの、世間で必要されているものはコンサルティングであり、うまく営業が出来ない社会保険労務士は安定した仕事の受注ができない場合も多いようだ。また一般企業や・公務員で働く資格保有者も知識・経験を活かせる職種は多いものの、資格試験の難易度が高く苦労して取得した資格の労力に見合うだけの魅力は薄いようだ。社会保険労務士はその資格専業で収入を得る人は多くないため、他の法律系資格と並行して取得している場合も多い。資格保有者の供給過多であることから、資格を活かすとなると低賃金になりやすく労務環境が優れない傾向が伺える。労務関連の士業でありがならも自分の労務状況が悪い傾向にあるという残念な結果だった。