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一人がいいけど独りはいやだ

僕はずっと一人が好きだった
誰にも縛られず、邪魔されず、自分のペースでご飯を食べ、旅行にだって行く。まるで羊の群れを、見下ろす一匹狼のように。
そんな自分に酔っていただけ?かもしれない。

寂しい時はひたすら寂しい。寂しさを紛らわすために、人と過ごす。
時間が経過すると俺は、「やっぱり」一人が好きだった。
なーんて。
こんなことばっか繰り返していた僕は

気づいたんだ。

うお。

人間思ってるよりやっぱり一人が好きだったなんて思うほど、やわじゃない。

だれかと囲んで食べるご飯は死ぬほどおいしいし、あんなうんこ野郎!と思っていた人が神みたいな存在に変わったり、まだまだたくさん可能性って広がっていいるのにちっぽけで、情けなくなった。

僕は人と、生きたい。
大切なひとたちと、好きな場所へ。

たしかに、互いに温度差があったり、人をおもうことや愛することって、何か、賭けみたいでなにか不確かなことのようにも思える。
一方的な場合だってある。でも、それ以上に誰かを助けられる強さもある。この強さを知れたことが、僕にとって大きなきっかけなった。

傷つくことや失う怖さがある。とことん怖い。失う怖さもたくさん知った。けれど、それ以上に、ここであなたといたい。本当の意味の自立って、傷つくことを恐れない勇気だと思う。  

人を思ったことによって満たされる感情が幸せになった。独りじゃないことを知って芽生える感情が、はじめて心の寂しさを満たしてくれる。一方的だってなんだっていい。僕は、人を好きに、人をこれからも愛していく。

ほどよい距離感がいいって思っていた、そのやさしさの気持ちが、なぜだが寂しい。そのちっぽけな優しさより、人ととことん向き合おうとして見える景色がある。それだけ思える人にに出会えることことこそ、心が揺さぶられ本当の意味のしあわせになるんだと。

これこそ人間があの世に持っていくことができない
お金でも、地位や名誉でもない、人財っていうものになる

人の心に生き続ける、なにかに。

大切な人たちが僕の周りにはたくさんいる
ああ、なんて幸せなんだろう

これからどんな出会いが待っているんだろう

人を好きになろう
なんて幸せなんだろう



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