知らないこどもが悪いのか?教えない大人が悪いのか?
保育園に通う娘が「おちんちん!おちんちん!」と連呼するように。
ついにこの日が来たか!と「性教育」について考えるようになりました。
でも、未就学児相手に、
何を、どのように、何から教えていいかわからない・・・(^^;)
そんな中、出会ったのが、一冊の絵本でした。
「いいタッチわるいタッチ」
著者の安藤由紀氏は、2005年度、スイスの団体より
「世界で平和活動をする1000人の女性」に選ばれ
ノーベル平和賞の候補者になった方。
プライベートゾーンは?
愛のあるタッチと暴力的なタッチの違いは?など
「性虐待」からこどもたちを守るために大切なことが書かれています。
「プライベートゾーンはどこかわかる?」
「いいタッチって、どんなタッチかな?」
と会話しながら読み進めると、
娘も興味を持ち、より理解が進んでいくように感じました。
さて、新型コロナウィルス感染拡大防止のため学校が一斉休校した間、
中高生の妊娠相談が急増したというニュースがありました。
学校が休みの間、交際相手と過ごす時間が増えたことが要因ですが
話を聞くと「正しい避妊方法」を知らなかったり
「妊娠の仕組みを誤解」している中高生が多かったそうです。
今も学校では”歯止め規制”がかかり、
学習指導要領では”性交”は扱わないことになっている一方、
ネット上には”ゆがんだ性”の情報があふれ
こどもたちは”性被害の危険”と隣り合わせで過ごしています。
知識がないまま
行動にうつしてしまったこどもだけが悪いのでしょうか?
これまで「性教育」にきちんと向き合ってこなかった大人たちに
責任はないのでしょうか?
「性教育」は”性交”だけではなく、
”命の尊さ”を教える教育だと言われています。
今後、私自身も「性教育」について勉強し
娘と一緒に学びを深めていきたいと考えています。