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【品質改善に向けて】技術伝承とは

こんにちは。中継ヘリコプター🚁です。

最近は暖かくなり春の訪れを感じるようになりました。
日本にいるときはこの時期になると花粉症になり、苦しい日々を送っていましたがドイツでは花粉症は発症せず快適に過ごせています。

あぁ幸せ☺

さて今回は技術伝承についてお話をしていこうと思います。

伝承という言葉は今まで少なからず一度は聞いたことがあるかと思います。
私はこの言葉を聞くたびに「北斗の拳」の北斗神拳一子相伝を思い浮かべます。笑
そのくらい伝承という言葉には重みがあると考えています。

職人がつくるものづくりだけではなく、一般的な工場でも技術伝承を進めるという声が多くなりました。
工場が技術伝承したいと言っている理由は主に、
・今までものづくりを支えていた社員が定年を迎えている
・新規採用者を多く採用している
・属人化している業務を可視化する
などがあげられます。

職人の世界では今まで積み重ねてきた技術を伝承してきた歴史があります。
どのように伝承を進めていけば一人前と呼ばれる職人になることができるのかが可視化されていませんがプロセスとして明確に存在します。

しかし、一般的な工場にその歴史やプロセスはありません。
そのためなかなか上手く技術伝承することができない光景を今までもよく見てきました。

私が現在ドイツで入り込んでいる会社もビジネス拡大のために多くの新規従業員を雇い始めています。
しかし従業員数に比例するかのように今まで起こっていなかったような作業ミスが目立ち始めました。
今までオリジナルの社員がもっている技術を正しく可視化できておらず、またそれを新規従業員に伝える事ができていないため起こっている不具合です。オリジナルの社員にとっては当たり前であることが伝えきれていないように感じています。

伝承していく上で必要な事としては
何をどのように、どの程度の時間をかけて行っていくのか計画をたてていく事が重要です。
また、どのようなゲートをクリアしていければ次のステップに進んでいけるのかなども計画をたてながら可視化していく必要があります。

それに合わせて私としては、職人のものづくりのように10年など多くの時間をかけて背中でみて覚えていくことも重要であると考えています。それはすべての技術やプロセスを可視化する事はできず、多少なり感覚でしか表現できない部分もあるからです。

可視化できるところは可視化して時間短縮しながら伝承をしていく、背中をみて感覚で覚えていくところは多少時間をかけてでも伝承していく。このハイブリットな形で進めていくことがベターではないかと思っています。

今回は以上です。

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