春に教えてもらった、幸せの秘訣
きょうは桜満開でほんとに気持ちいい1日でした。普段の何気ない光景も桜が加わると、3割増しで幸せに見えるから不思議です。
桜の下でバスを待つ人、桜の下でお弁当を食べる人、桜の下で笑い合う人。無数の幸せがそこかしこにある。見知らぬ色んな方の一場面を見ては、幸せを感じていました。
ここのところ考えてました。幸せが舞い込んでくるのは、どんな人なんだろうって。わたしが思った答えは、春みたいな人。「春みたい」とは何だろう。言葉を考えてました。
ふと浮かんだのは自由とか、野放図とか、ポコポコ芽吹くのを歓迎できるとか。春といえば始まりの季節。色んなものが生まれる、爽やかなイメージだからです。
ここでわたしの中の「でも」心が疼きます。本当に爽やかだけかなって。そこかしこで生まれるとは混沌とか、無秩序もセット。全然思った方向へ行かないかも。
そこで連想したのは、仕事での一場面。
色んな立場の人がしっちゃかめっちゃかに「ああしろ」「こうしろ」「あれはどうなった」「まだなのか」といっぺんに言ってきます。わたしは揉みくちゃです。「みんな、自由すぎんねーん!!」と叫びたい。いや、だいたいわたし叫んでます。口からこぼれちゃう。
あかん。わたしに無秩序OKという心はない。
次だ。次を考えよう。頭をひねってました。
そして今日の桜景色。
あら。ぼーっと見てても幸せになってるよ。
そっか。これだ。「愛でる」だ。
慈しみ愛でるとは春って感じがする。そして何より幸せ感いっぱいです。気づかぬうちに幸せが舞い込んできてました。
仕事でのカオスも、遠い目で愛でればいい。「あー、いつも通りの訳わかんない感じ」と、そんな達観した愛で方でアリでしょう。
たくさんの誕生がある春。目覚める春。
ひとつひとつに驚いたり、感動したりして、わたしなりの愛でるをしていきたいな。
春を存分に楽しんで、胸いっぱいに幸せを吸い込みたい今年です。