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2023.11.27(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比177.86円安と3日ぶり反落。朝方に180円以上の上昇で3万3800円台まで水準を切り上げる場面があった。しかし上値は重く、その後は一貫して売りに押される展開となり、前場取引中盤にはマイナス圏に沈んだ。前週末の欧州株市場がほぼ全面高に買われたほか、米国株市場でもFRBによる利上げ打ち止め観測が広がるなか、NYダウが続伸するなど頑強な地合いだった。東京市場も朝方はこれを引き継いだものの、きょうも3万3000円台後半の売り圧力に屈する形で、終値でのバブル後高値更新はならなかった。日経平均は今月に入って2700円あまりの上昇を見せていたことで、目先高値警戒感が意識されている。きょうは為替市場でドル安・円高方向に振れたことや、アジア株市場がほぼ全面安となったことも投資家心理を冷やした。

  • 中国・香港株式市場は続落して取引を終えた。この日発表の中国工業部門企業利益の伸びは鈍化した。

  • 世界保健機関(WHO)の幹部は、中国での呼吸器疾患の急増は新型コロナウイルス流行前ほどではないと述べ、新しい病原体も検出されていないと繰り返した。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。ヘルスケア銘柄が売られた。
    STOXX欧州600種ヘルスケア株指数は0.75%下落。ドイツのバイオテクノロジー企業エヴォテックは3.2%、英製薬大手アストラゼネカは2.0%それぞれ下げた。ともにジェフリーズが目標株価を引き下げたのが嫌気された。ベレンベルクが目標株価を引き下げたドイツの製薬・化学大手バイエルは3.0%下落。

  • 米国株式市場は主要3指数が小幅下落して取引を終えた。年末商戦が本格化する中、一服商状となった。この日発表された10月の新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比5.6%減の67万9000戸となった。市場予想の72万3000戸を下回った。

↓11/27 (月) 経済指標をまとめました。

2023/11/27

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