1.夢を探すことが夢です。
私には夢があった。
プロ野球選手になる。という…。
11年間野球を続けたが、高校を卒業するタイミングで諦めがついた。
嬉しいことに同期からプロ野球選手が輩出されたのだ。
当時、体力やパワー、技術においてレベルの高さを目の当たりにしていた私は、毎日自分自身と闘っていた。
結果が出ない…。
しんどい…。
死にそう…。
でも、親や指導者、先輩や同期に迷惑をかけながら、支えられながらなんとか終わりを迎えた。
高校卒業のタイミングで野球を辞めるという選択をしたことは、間違いでもなく、逃げでもなく、自分自身が考えて導き出した答えだ。
この選択に後悔はなく、新しい夢を見つけるための大学生活が始まる。