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想像力

こんにちは。プロデュース部の森本です。
今月頭に地元の京都に帰省していました。
地図でいうと日本海側にちょこっと飛び出している
この部分。


ご存知の方もそうでない方も、宮城県の「松島」広島県の「宮島」と並んで、日本三景の一つ「天橋立」がある所です。今回は久しぶりの地元でゆっくり観光をしてきました。

天橋立は何千年もの時間をかけて運ばれてきた砂と土砂とが堆積して、現在のような地形を作り出したのだとか。
…まさにチリツモ!
全長が約3,6km、幅が約20~170mで、約8,000本の松の木が生い茂っていて、端から端まで歩いて約40分!

そして向かったのは天橋立傘松公園。ここでは「昇龍観」を楽しみます。股のぞき台に立ち、身をかがめて股の間から天橋立を眺めると、天地が逆になりまさに天にかかる梯子のように見えるのです。そしてその様がまるで龍が天に昇る姿のよう…(想像力)

また歴史書「丹後国風土記」いわく、国を作った神イザナギ♂が地上にいるイザナミ♀に会うため、天から地上へと降りるのに使っていた「神の浮き橋」が、ある日イザナギが昼寝をしている間に倒れてしまい、それが天橋立になった、と書かれています。

寝ている間に倒れた、、
想像すると少し面白い場面ですが、自然現象で作られたものもこうした神秘的なものごとと結び付けられると「へぇ…」と妙に納得してしまうものです。
想像して見方を変えるだけで、ただの松林も龍になったり橋になったり。自然からインスピレーションを受けました。
今後の案件や創作活動でも固定概念に囚われず、色んな見方をしていける
ようにしたいなと思いました。

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