愛されしタピオカ
こんにちは!プロデュース部の松本です。
普段は販促物のデザインに携わっております。
今回は流行りものについてお話したいなと思います。
そう、黒いヤツです。
でも今回は、みんなが嫌いな黒いヤツじゃなく
今若者を中心にホットなアイドル的存在、タピオカです。
私もせっかく流行っているならとタピオカブームに乗り
ちょくちょく飲んでおります。
都内には有名チェーン店から新規の店舗までたくさんあるタピオカ店。
より身近なものだとコンビニにも置いてありますね。
基本的には甘くてモチっとしてるタピオカですが
それでもいくつか飲み比べるとモチっと感の差や甘みの具合に
微妙な違いがあって面白いです。
それでも「なんでこんなにも流行っているんだ?」と不思議なものです。
世間を風靡しているタピオカですがこのブームは初めてでないです。
最初のブームは1990年代、
その次に2008年頃に若者を中心に再度ブームが起きました。
そして2019年の今、歴史は繰り返されるのですね。
私が初めてタピオカにハマったのも、2度目の再ブーム時期でした。
当時は高校生の時でした、もう懐かしい。
学校のある最寄り駅近くに、タピオカドリンクのチェーン店がありまして、
友達と放課後に時々寄ってはタピっていました。
しかしこのタピオカがおおよそ10年後にはまた脚光を浴びるとは
当時は予想などしませんでした。
「放課後に友達と、タピオカドリンクを飲む。」
これだけだと今も昔も女子高生がやっていることの
おおよその本質は変わらないなと思うのですが
しかしあの頃とは盛り上がり方が全然違います。
やっぱり大きな要員としてはインスタグラムをはじめとした
SNSの影響力の大きさを感じます。
10年近く前のSNSといえばmixiや前略プロフなどがありましたが
インスタグラムは写真1枚で
自分の周りの世界の魅力や楽しさが伝えられるのは強いですね。
タピオカそのものが美味しいということもありますが
自分のお気に入り店を見つけたり、
好きなドリンクやタピオカの量をカスタマイズ出来る店もあり
自分好みに楽しめるというという体験、
そういった体験を通して友達と一緒に楽しめ
さらに写真を撮り思い出としてシェアしたり発信できる楽しみが
このブームをより盛り上げているのでしょう。
可愛いのか可愛くないのか、判断の難しい見た目も写真映えしますよね。
同じ流行でも時代や取り巻く環境が変わると、
こうも盛り上がり方が違うのが面白いです。
ネット上で簡単にモノが買えて、
購買地点において求められるものが
ただ商品だけを求めるだけじゃなくなりつつある中で
販促物には何が出来るか、
今より出来ることもあるんじゃないかと可能性を考えながら
あのモチモチした絶妙な甘さを噛み締めたいと思います。