【遊戯王マスターデュエル】恐竜FTK ~上級・応用編~
3本目の投稿だドン!
恐竜デッキ使いすぎると語尾が変わってしまうザウルス・・・
前回は構築についてたくさん説明しましたが、問題なのは実際に動かせるかどうかです。
そこで今回は、使う際の動きはもちろん、応用テクニックを紹介します。
応用編はガチで勝ちたい人向けです。
このデッキを使ってる時点でガチで勝ちたい人が多いと思うので最後まで見ていただけると幸いです。
展開ルートのおさらい
まず先攻ワンキルのルートを下記にまとめました。
先攻を引いて相手が妨害してこなければソリティアするだけなので、分からなくなったら展開ルート編を見ましょう。
先攻の動き
ワンキルの注意点や上級テクニック
ワンキルする上で一番大事なのは誘発ケアです。
基本的には相手がどんなデッキを使っているのか分からないですが、誘発はある程度メジャーなものが予想されます。
言ってしまえば、こちらが効果を発動して相手がそれに対して誘発を打てるチェーンがあるかないかによって、あるカードを持っているかどうか考察することができます(ON,OFF機能があるから判断はできない)。
それを利用して、それぞれのカードの上手な使い方を説明します。
ミセラサウルス
このカードは実質1無効なので上手く使いたいです。
例えば手札が下のような状況だったとしましょう。
③、⑤、⑥と3つの組みがあります。
この場合は必ずオヴィラプターから入りましょう。
ヴェーラー2枚握られてたら裏目ですが、そこは割り切って相手の誘発(特に無限泡影)を誘うためにミセラを後打ちしましょう。
基本的にミセラは誘発に対してチェーンして打つことを意識しましょう。
この知識は常識なので必ずやりましょう。
化石調査
テラ・フォーミング(上級テクニック)
例えば、ドルカルートのパーツが揃っており、テラフォが余っている状況があるかもしれません(制限カードだがこのような場面多かったです)。
使わないのはもったいないので発動してうららを誘いましょう。
通った場合どちらをサーチするかですが、前述したようにチェーン考察して決めましょう。
テラフォを使用してチェーンがないなら灰流うららを持っている可能性は低いです。
増殖するGやロンギヌス等のいつでも打てるカードも可能性は低いです。
あとケアしたいメジャーな誘発は無限泡影です(γや幽鬼うさぎも一応ある)。
ロスワはモンスター効果にチェーンして発動できるのでγとかは防ぎやすいです。
つまり、テラフォにチェーンがないならロスワをサーチするのが正解です。
チェーンがある場合はうららはもちろん増Gやロンギの可能性があります。
テラフォ+ミセラ+卵の手札でテラフォにチェーンがあった場合でロスワをサーチしたとします。
ロスワを場に出すタイミングでチェーンがなかったらうららの可能性が高く、ミセラを止められてしまいます。
ドラDをサーチした場合、ミセラ効果でうらら止められてもドラD+卵でワンキルできます。
ドラDの効果でうららを使わせてドルカルート行くのもありですが、ドラD通されて卵にうらら打たれると動けなくなってしまうので気を付けましょう。
よって、テラフォにチェーンがあるならドラDサーチです。
例外として、リトスが手札にあるとピン刺しの場合はドラDがそもそも発動できないのでロスワサーチしましょう。
墓穴を持っている場合はうららとか防げるが無限泡影は防げないのでロスワサーチ、抹殺を持っている場合は手札の組み合わせやチェーンにもよるがドラDサーチになりそうです。
アハシマルート
今までたくさんこのワードを出してきましたが、一度も解説しませんでした。理由は流行ってほしくないから(笑)。
このルートは謎に活躍しました(DCでしか使わないルートになりそう)。
まずルート解説します。
なぜこのルートが活躍したかというと、突然の無限泡影ケアです。
基本的に無限泡影はワイバーンに打たれて止まります。
しかしDCでビシバールキンに無限泡影を打たれたことがありました(2回)。
ビシバールキンに無限泡影打つ人は、恐竜FTKデッキのドルカルートを知っている人でしかありません。
たったの2回ですが、アハシマルートを使っていれば勝てた試合でした。
その後は破壊コストがあっても星4モンスターがあればアハシマルートを使うようになりました。
結果、チェーン的に無限泡影を持たれていたが、ポイントのところでチェーンがなくなりそのままワンキルできた試合が少なくとも3回はありました。
少ない差に感じますが、ドルカルートを知っていてあえてビシバールキンで打つ人がいるということが分かったのでこのルートを多用しました。
基本的にワイバーンに打たれることがほとんどなのであまり使わないように感じますが、レベルが高い相手には刺さる可能性があります。
もちろん破壊コストがない場合でも星4モンスターがあればドルカルートにいけるので、覚えておいて損はないです。
増G突っ走りでも無限泡影をケアできるタイミングが3枚分早いです。
アハシマルートを知っている人はほとんどいないので応用編にしました。
しかし、アハシマ非採用でもワンキルできるルートはたくさんあるし、いらないと思う人はたくさんいると思います。
自由枠でもいいですが、DCではアハシマに救われたので採用し続けます。
ワンキルできなかった時
相手に妨害されたり、初動パーツがそろっていなかったらワンキルすることができず相手にターンが渡ってしまいます。
主に妨害されて止まってしまうところはミセラ(②)の効果とワイバーンに対して無限泡影打たれることです。
ミセラに打たれたらかなりきつくて、妨害を構えることができない場合がほとんどです。
無理にリソースをはかず、次のターン回ってくることを願いましょう。
ワイバーンに無限泡影打たれた場合は進化薬を使って究極伝導恐獣とドルカの3妨害でしのぎましょう。
パーツが揃っていなくてワンキルできない場合、卵を伏せてエンドとか普通にあります(しょうがない)。
スクラプター(化石調査)があればエクシーズ星4で妨害します。
スクラプター+オヴィ or ミセラはドルカが作れます。
非恐竜族があっても進化薬使うのはあまりお勧めしません。
うららとか握ってる場合は相手ターンに使って、次の自分のターンに進化薬使ってうららを除外しましょう。
後攻の動き
大前提として、後攻が不利ということを理解して聞いていただけるとありがたいです。
後攻も基本的にワンキルで勝ちに行くムーブです。
相手の妨害数や盤面にもよりますが、おおまかな動きとしてはワンキルルートとほとんど同じです。
手札上振れてないとまくれないので強い手札での動きを紹介します。
最上級モンスターのサーチは使い分けましょう。
ドゴランはミセラ②の効果を妨害するモンスターがいる場合にサーチして、特殊召喚してミセラからアルゴを出せる状況を作りましょう。
パンクラはフィールド魔法やバックの処理をしたい時にサーチします(特殊召喚できる条件があるので注意)。
アルコンは手札か墓地に非恐竜族がない場合にサーチします。
チェーンブロックを作らない特殊召喚なので基本は通ります。
なのでミセラ①の効果が適用されている場合だと相手盤面のモンスターを裏側守備表示にすることができるので強力です。
ここはワンキルの展開ルートと同じです。
マグマではなくサベージで妨害+打点で押し切りましょう。
化石調査はオヴィのサーチ後に使用しましょう。
化石調査に妨害する人はあまりいません。
もちろん状況に応じて先に使うこともありますが、サーチの範囲がオヴィの方が広いので、オヴィのサーチカードの状況に応じて変えましょう。
テラフォはロスワサーチが良いと思います。
相手の打点を下げたり、トークンを生成できれば③の対象ロック効果と④の効果で卵を破壊して展開することもできます。
デストロイが相手盤面にいればかなり強力です。
相手盤面にトークンを生成してもアルコンで1000ダメージ与えることができるので、悪影響になることはほとんど無いです(相手墓地にリンクリボーがあったら裏目)。
後攻のキーカードは間違いなく究極伝導恐獣なので、このカードさえ上手く使えば問題ないと思います。
だいたいの展開の動きは変わらないですが、永続効果のある妨害に対してかなり対応していかなければなりません。
対ふわんだりぃずはめちゃくちゃしんどいです。
結界像があると特殊召喚できないためメイン1で全く動けないです。
また、夢の町から展開されて、すとりー(墓地のカードを除外する効果)によってミセラを除外させられたり、巨神鳥を出されて防がれたりします。
また、ディメンション・アトラクターも採用されるデッキなので先攻ワンキルできないこともあるのでお手上げです。
旅じたくもそろそろ来るのでおそろしいです・・・
対エルドリッチやオルターガイストも苦手な相手です。
スキルドレインがしんどいのと、罠デッキだとバトルフェイズに行動されることが多いので、ミセラの適用効果外で妨害されます。
ラギアやサベージでしのぎましょう。
また、リソースが枯れることが多いので、短期決戦にするか、パンクラやアルコンであまりリソースを吐かないでごまかしつつ、ライスト引くまで耐え抜いて、ライストと一緒に盤面打開しましょう。
後攻の動きはどのデッキも難しいと思います。
このデッキは特に妨害手段を突破することができるので上手く利用するのにも経験が必要だと思いますので、ランクマでたくさん回しましょう。
次回のDCに向けて
新しい構築はスモールワールド(2枚)とロンギヌス(1枚)の採用をしました。
スモールワールドの採用理由は、強力なサーチ手段です。
先攻ワンキルの足りないパーツのサーチや、後攻でのドゴランサーチ等で役立つ場面が多いことが分かったので採用しています。
また、抹殺制限により墓穴をケアするカードが減ってしまい、屋敷わらしをスモールワールドでサーチする手段もありです。
スモールワールドはツール検索できるサイトとかあるのでそちらをご利用ください。
ロンギヌスの採用理由は、今の環境デッキの多くに刺さりやすい印象であり、苦手意識のあるふわんだりぃずに強いからです。
次のDCまでに環境が変わるかもですが基本はこの構築でいきます。
おわりに
3回にわたって恐竜FTKデッキを説明しましたが、いかがだったでしょうか。
このnoteを読んだだけでは、正直使うことは難しいと思います(特に後攻)。
少しでも恐竜というテーマに興味を持っていただけたら嬉しいです。
今までリプレイ機能を使ったことがなかったのですが、おそらく皆さんがもっと詳しく知りたいであろう後攻の動きを保存して、ツイッターに投稿するかもしれないのでよければフォローの方をお願いします。
投稿頻度はめちゃくちゃ低いし、そこまでゲームする時間も多くはないのですが、なるべく良いリプレイは残しておこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!