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AWS Global Programに応募・更新する上で選出されるための当たり前なこととは

どうも、テポ(@Typhon666_death)です。

先週土曜日に行われたJAWS DAYS 2024の熱気鮫やらぬまま、およそ一週間が経とうとしてますね。先日、実行委員としてやってきたことはブログに書いたので読んでもらえたらとおもいます。

本題ですが、表題のことについて書き留めておきたいことがあって、ブログ書いてます。


本タイトルで書こうとした理由

JAWS DAYSの準備期間中にあったAWS Hero Programの【更新】というものがあり、これについてブログを書こうとおもっていたんですが、この一週間のうちに、AWS Community Buildersに【応募】された方々の中で新たに選出された人、そうならなかった人の報告を多く見受けられたので、合わせて書いてみたいことがありました。そして、2024年最初の新しいAWS Heroの発表もありました。
ただ、あくまで私が感じたことなので、この通りにすれば、次年、Hero更新できる、とか、Community Buildersに選出されるとか、それを保証するものではまったくないです。なんなら、AWSの中の人でもないですし。あくまで所感です。

AWS Community Builders になるには

半期に一度くらいのエントリーだったAWS Community Builders Program(以下CB)は先日の当落発表のあとにサイトを見てみると、次のCBエントリーは2025年1月となっていますね。なので、つい最近、更新サイクルが変わったようですね(年1?)。さて、CBはどうやってなれるかというと、自薦で、英語で、応募し、AWSの中の方々が応募されるエントリー内容をみて選ぶものになります。そもそもGlobal Programなので、US側の関連社員が基本選ぶことになると思ってます。応募フォームも英語で用意されてます。私は2020/09に応募、2020/10に認定されましたが、その時の記憶だと、以下のような感じだったかとおもいます。今はどうかはわからんので、最近CBになった方に聞いてみてください。

  • どういったアウトプットをしているか

    • Blogのリンク

    • スライドのリンク

    • Githubのリンク

    • その他?

  • SNSアカウント

    • Twitter

    • Facebook

    • Linkedin

  • 希望カテゴリ(Cloud Ops, Security, Container, Serverless, DevToolなど)

ちなみに、アウトプットしているものはもちろんAWSに関するものですが、必ずしもAWSが関係しているイベントで登壇していることが条件とは言われていないので、JAWS-UGやAWS Dev DayやAWS Summitである必要はないわけです。#ssmjpでもいいし、CNDTでもいいわけですね。

AWS Heroになるには

これはAWS社員による他薦です。なので、日々の活動の中でアピールするしかないわけです。コミュニティ活動にしても、開発活動にしても、いずれもAWS社員の目にとまる形でのアウトプットが必要となってきます。クオーターごとのノミネートがあって、いつの間にか出されているというのがほとんどのはずです。そして、そっとAWS社員の方から連絡があって、ノミネートした結果、あなたはHeroになれるだけの実績があると認められましたが、どうしますか?といった流れかなと。ここで断る人はいないかと思います。
ちなみに、2021年になったときはHero Programは更新制ではありませんでしたが、2022年末くらいにAWS Heroたち向けに発表されたような気がします。正確な日程は覚えてないです。

AWS Hero 更新するためには

今回、鬼門だったのは2年更新となったAWS Hero Programです。
求められたものは、

  • ここ1〜2年のアウトプットはなにか(2,3あげよ)

  • Heroとして、これから何を新たに活動しようとしているか

  • 250ワード以内で書け

といった比較的かかれていることはシンプルです。ちなみに、私含めて日本のHeroは数名このお題に回答したんですが、実は1発でおまえ更新でいいよと言われてるのは1人で、僕はダメでした。他のダメといわれたHeroも含め僕も再提出した上で、日本の更新タイミングだったHeroは全員更新となり、Heroとして活動を継続しています。
ちなみに、自分が認定されたのは2021年3月 AWS Community Heroとして認定されました。2023年8月 AWS Security Heroとして認定されましたが、複数カテゴリでHeroとしていることはできないです。なのでCommunity HeroからSecurity Heroへスイッチした形となります。かなりレアケースですがこれについても過去にブログで書いています。とすると、ついこないだAWS Security Heroになったばかりなのに、もう更新なの?ってことですが、はい、更新手続きをしないといけませんでした。

AWS Global Programに応募・更新する上で選出されるための当たり前なこと ~タイトル回収~

先日、JAWS-UG運営メンバーだけが所属しているプライベートチャンネルにてAWSJコミュニティプログラムマネージャーの沼口さんがお話されたこと、Hero Programの更新のときにやりとりしたことを色々とまとめておきたいと思います。以下、グローバルの審査にて必要なことです:

必要な情報記入の量が少なすぎる・必要な情報を記入していない

必要と言われてるのに、空欄だったらその時点で放棄してるようなものですね。情報が少ないのもよろしくないとのことです。文字数内で定性的に定量的に簡潔に魅力が相手に伝わるように。

ちなみに、僕はHero更新のときに最初にまずかったのは、英語で「250 Words」と記載されていたところを「250文字つまり250Characters」と勘違いしていたので、実質32Wordsくらいしか書いてなくて、おまえ更新する気ないんか?と沼口さんに怒られました。ほんまごめんなさい。(いや、やってきたこといっぱいあるのに、250文字とか全然かかれへんやんけ!と思ってたあのときの僕を○したい)

さらに、書き直した結果350Words書いたんですが、沼口さんからせめて300Wordsにして!と言われました。AWSの文化というわけではないかもですが、250Wordsと言われたらそれを超えることは実質ルール違反(あるいは書かれてることを実行できない無能な人)と思われるとのことなので、文字数はほんときっちりと守りましょう。(300 WordsでSubmitして通りましたが、結果的に僕は無能の烙印を押されてます)

テクニカルなアウトプットが全くない

CBはそもそもコミュニティで活躍しているデベロッパー、ビルダーを対象としているグローバルプログラムなので、デベロッパー、ビルダーの活動(登壇、記事、ブログ、など)のアウトプットが必要なのに、それが提示されないんだったら、その時点でCBの資格がないという話ですね。

アウトプットが古すぎる

2024年の審査ならば、2023年や古くても2022後半までの話題が重要となるということ。それよりも過去のアウトプットとなると、評価対象にしづらいでしょうとのこと。2025年1月のCBエントリーを考える方はそれも踏まえ、どれくらいのアウトプット内容が評価対象となるかは自ずとわかる話ですね。

コミュニティリーダーなら、どんな活動をして、どんなアウトプットがあるかの記述を書くこと

書くということは「運営しています」ということを記入するだけではないということです。運営する中でどういったアウトプットをしているのか、を書くということです。CBはそもそもコミュニティで活躍しているデベロッパー、ビルダーを対象としているグローバルプログラムであるということ、その中でオーガナイザーの場合はポイントがあがるとはおっしゃられてましたが、それはデベロッパー、ビルダーの活動(登壇、記事、ブログ、など)のアウトプットがあれば、という条件とのこと。Community Heroだと、ここは多少例外なところはあると思っていますが、近年は技術的なことも含めて求められようとしてる/してないの話があるので、複雑。

数字で語れること

すべてにおいて、というわけではないと思いますが、数字を見せると相手にはわかりやすいですよね。どういったことでその数字となったのか。勉強会開催数?参加者数?登壇回数?執筆回数?などなど

Global Programだから英語で書いてあたりまえ

ここで、仮に自分の名前ですら日本語で書いてるようではダメということです。USの中の人が全世界から集まるCBエントリーをみて捌いていくわけですから、日本語で自薦フォームに書いていたら、ノイズになってアウトという話ですね。
ちなみに、登壇した資料そのものは日本語かもしれませんが、その資料がどういったことを書いているか等を英語で補足しているといったことは必要だと僕は思っています。CBになったときも、Security Heroにスイッチしたときも英語での補足してました。

終わりに

色々とまとめてみましたが、別にこれを読んでもらって、自分のエントリー内容をあらためて振り返れ、というわけではないです。僕もまた2年後にくるAWS Hero Programの更新に向けて、これから色々と活動を行っていくことになるわけなので、1年半後に見返すためのブログとなるでしょう。
が、こんな内容でも、次、CBになりたい人やCB更新がかかってる人、Hero更新がかかってる人のためになるんだったら書いてよかったなというところです。
ちなみに、AWS Samuraiは日本のプログラムで、更新制ではありません。

現在のAWSコミュニティ関連におけるプロフィール(Update)

Security-JAWS 運営
JAWS DAYS 2019 実行委員長
JAWS SONIC 2020 / MIDNIGHT JAWS 2020 実行委員長
JAWS PANKRATION 2021 オリジネーター
AWS Samurai 2018 受賞(2019)
AWS Samurai 2019 受賞(2020)
AWS Samurai 2020 受賞(事務局として)(2021)
AWS Community Builders 認定(2020) 
AWS Community Hero 受賞(2021)
AWS Dev Day Day0 登壇(2022)
AWS Security Hero 受賞(2023)
APJ USER GROUP OF THE YEAR AWARD WINNER(Security-JAWSとして) (2023)
JAWS DAYS 2024 実行委員
もりもりですわぁ。

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