書体の使用例(墨東)
タイプラボWEBの「フォント以外の制作物」。
ロゴタイプ&マークのビジネスページ、やっと画像が並んだ(まだ未公開)。
明日から、それぞれの情報や経緯を記していくつもり。
自分の記録的な意味もあるが、そういう情報がないと面白くないと思うから…。
きょうの画像は、タイプラボがM社とF社にライセンスしている、かな書体「墨東」の使用例。
この書体にも歴史がある。
1992年にM社から写植用文字盤として発売されている(当時のリーフレット)が、実は前年の1991年に「いづみや(現Too)」から、1バイトのPS Fontとして発売しているのだ。
その後、墨東の特徴を生かしながら字幅や字高を調整し、ベタ組みでも無理なく読めるように「ひらがなカタカナ」全文字を再デザインした「墨東21」を制作。
タイプラボでは、かな書体「墨東21」と「ルイカ」書体の漢字を組み合わせた、総合書体「墨東ルイカ」を2011年から頒布している(無料お試し版あり)。
2021年には、一部ウェイトをAdobeFontsにライセンスした。