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採用される企画書はこう書く(サンプル付)
「フリーランスライターのブツクサひとり言」第48回
クライアントに記事の提案をするとき、メールで「こんな話題があるんですけど、取材しましょうか」と軽く済ませることも少なくはありませんが、たいていは企画書を添えて提案します。
企画書に決まったフォーマットはありません。
・何を書きたいのか
・その話題をなぜ面白いと思ったのか
・どんな切り口で書くのか
この三大要素が必須で、あとはクライアントによって「経費(主として交通費)」「予定している文字数」「製作期間」「取材先の情報(ホームページ、SNS、他社の過去記事など)」の情報が入っていればいいでしょう。
三大要素をもう少し説明すると、読者を感動させられるか否かが大事です。感動とは「へぇー、ほぉー」「なるほど」「こんなのがあるんだ」という意外性とワクワク感です。
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ですから、誰にもまだ知られていないモノやコトを、他のメディアより早く見つける嗅覚も求められます。
あるいは、すでに多くの人が知っているような情報でも、切り口を変えれば斬新な記事が書けます。その切り口をいかに設定できるかが企画のカギになります。
そんな話題や切り口をせっかく見つけても、企画書が拙かったら記事として世に出せません。他のライターに先を越されて、悔しい想いをする羽目になります。
冒頭で、企画書に決まったフォーマットはないと申しましたが、一般的な書き方をご紹介しておきます。
サンプルをひとつ用意しました。
あるていど顔つなぎができているけれども、まだ記事を書いたことがないクライアントへはじめて企画を持ち込む場合の一例です。
これを自分の企画に合わせてアレンジしてください。
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創稿舎では取材経験の浅いライターの困りごとに対し、経験則に基づくアドバイスが可能です
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