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主導権を握るためには相手より先に動く
「フリーランスライターのブツクサひとり言」第38回
かつて勤務していた自衛隊での経験が、今の仕事で役立つことがあります。
仕事の特性上、ライターはクライアントのコントロール下に置かれがちです。編集者やディレクターから依頼された仕事を、指示を受けながら進める場合にはそれも仕方ないでしょう。
しかし、自分で企画してクライアントに持ち込んだ仕事は、自分が主導権を握っていいのです。
自衛隊では「主導の原則」といいます。
「敵」に先制することを要訣とし、機先を制して主動的地位を獲得して「攻撃」を実施するということ。
「敵」「攻撃」を言い換えてみましょう。
「相手」に先制することを要訣とし、機先を制して主動的地位を獲得して「業務」を実施する。
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つまり、せっかく自分で企画した仕事なのですから、二手も三手も先を見て主体的に動くことで、編集者やディレクターより優位な立場で進められますということ。
編集者やディレクターも、あなたが持ち込んだ企画だから、あなたの計画で動いてくださいと思っているのです。
自分が主導権を握るようになると、仕事が面白くなります。仕事の依頼が来るのをじっと待つ間に、積極的に企画を立てて売り込んでみませんか。