EMSが届かない世界で学んだこと in TURKEY
トルコに住み始めて2ヶ月半。
正直まだ、慣れない。
結構な頻度で想定外のことが起こるのだ。
8月下旬に実家から荷物を発送してもらった。(勉強道具だし、高い送料払ってもらったから早く受け取りたい)
1週間程度で着きますと聞いてたらしい、思ったより早いな驚いたが、
もちろんそんなに早く届くことはなく2週間経っても来ない。
追跡番号で確認すると、やっと税関を抜けたあたりだった。
発想から1ヶ月経ったあたりのある日、「留置所到着」という表記になっていた。やっとかあ〜!と思い、留置所に取りに行くべきなのかとトルコ人に相談すると「Don't Worry.」家に配達されるから待てと言われて待っていた。
が!お察しの通り来ない。5日経っても来ない。
トルコ人にPPT(郵便局)に電話してもらったら、
なんか強い口調で話している。なんか言い合っている、
なんなんだろうと心配になっていると
なんと!「日本に返送された」というのだ
うそだ、、、
追跡番号が日本返送と表示されたのも電話のあと。ひどすぎる
郵便局側の主張は、配達時に誰もいなくて渡せなかったと言っているが不在票もなく、その1週間は毎日私は家にいたので絶対に来ていない!!
こんな主張が通る世界がトルコだ。
私は、ひどく落ち込んだ。
近くまで荷物は来ていることを確認していたからこそ悔しすぎる。。
もしかしたら家まで配達されないかもしれないと心配していたし、(連絡先の電話番号が日本のだったから)、早めに荷物受け取りに行こうと思っていた。
でも、私は、トルコ人のDon't worryの軽い言葉を信用して何もせず黙って待ち続けてしまったのだ。
100%信用するんじゃなかった。もしかしたら届かないかもしれないんじゃないかと思っている自分の考えをもう少し強く主張すればよかった。
早めに電話だけでも入れてもらうよう頼めばよかった。
送料が無駄になったと思うと親に申し訳なくて、考えれば考えるほど後悔がつきない。
異国で生きることは自分の主張をはっきりすること。
自分の意見をいうこと。これは日頃気にしているし、重要性を頭では理解しているつもりだった。でも、実際に自分の身に起きると強く主張できないのだ。人に頼らないと生きていけない世界では、大きく主張を前に出すことは出来ない。無知が多すぎること、そして言葉が通じない恐怖をなんと表現していいか分からないがとにかく弱気になってしまうのだ。
これを克服する方法は限られている。さらなる経験を積み、これがココの常識だと捉えられるように受け入れられるようになること、言語を早く身につけて自分自身である程度対処できるようになる他ない。
留学はキラキラしたモノじゃない。日本では考えられない想定外の出来事が降りかかる。早くこんな世界をもう少し余裕を持って味わっていけるようになりたい。
さて、明日は何が起こるだろうか