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ヘルメット新調 LAZERジェネシスAF

色々あってかなり久しぶりに筆を執る。
今回は自転車ネタで。
ヘルメットをLAZERのジェネシスAFに交換して3ヶ月が経った。
夏のキャンプツーリングも含めて2000キロ以上使ったのでレビューしていく。

ヘルメットは今年(2021年)7月に買い替えた。それまではOGKカブトのリガス2というモデルを使用。そこそこ軽量でコスパもいい。大学の自転車サークルでは4人に一人くらい使ってたヘルメットである。このヘルメットあまり乗らない期間を挟みつつも気付けば6年も使っていた。!
ヘルメットの寿命は3〜5年と言われることが多い。ヘルメットの寿命に関しては以下の記事に詳細に記載されている。勝手ながら参照させていただいた。

てなわけで、リガス2もそろそろ買い替えどきということでヘルメット探し開始。

リガス2の使用感に特別不満はなかった。
なので今回のセレクションで気をつけるのはサイズ感と見た目が気に入るか。そして予算。max2万円で安ければ安いだけいい。条件はそのくらい。
だが、いざ選び始めると選択肢は意外と少ないことを知った。 

まずネックになったのがサイズ。私は頭が小さい方で頭の周囲は53センチほど。サイズはS一択。
ここで選択肢から外れたのがカブトのREZZA。価格の安さと見た目も割と気に入っていただけに残念。OGKカブトさんにはぜひSサイズのラインナップ拡充をお願いしたい。

となると候補は海外メーカーに、!
GIRO、LAZER、KASK、pocあたりに目をつけた。METはあまりデザインが好きでない。
ここで問題になるのが予算と試着の可否。

まずは予算から絞り込み。
見た目の問題でgiroならsyntheかaetherかcinderといったところか。
が、syntheは3万コースとaetherはさらに高い…高すぎる。wiggleだとsyntheがぎり予算内かといったところ。うーん、一旦保留。
ちなみにsyntheは試着させていただいた。つけ心地は可もなく不可もなくといった感じ。よく横幅が狭いというレビューをよく見るが自分はそうとは感じなかった。

pocとkaskは試着できなかった。
pocのventralの現代的なデザインはかなり好き。が、これも3万コース…高い。ヘルメットにそこまで投資する気にはなれない。

kaskならvalegroか、これならぎり予算内。楽天で1万9千円くらいから入手できそう。が、なぜかマット系の色は高い。2万2千円かー…うーん…。保留。そして試着できない。

最後にLAZER。LAZERはシマノ傘下のブランドであることもあり、なんとなく手を出しやすいイメージ。LAZERならgenesis。色もマットチタンとマットブルーが良さげ。価格は色によりけりだが18000円ほどで手に入りそう。
そしてこれは試着ができた。試着の感想としては形は割と合う。締め付けシステムが使いにくい。軽い。

東京に住んでいる方なら大体どれも試着できるだろうが私は広島。近場の自転車屋を数件訪ねたが、KASKとpocは見つからなかった。多分本気を出して広島中探し回れば試着できる場所はあると思うが今回そこまではしなかった。

そんなこんなでデザイン、色、試着、価格のバランスから選ばれたのがLAZER genesisである。色はマットブルーを選択。

届いた。

見た目は良い。
特に後頭部の独特なデザインが気に入った。

色は後頭部にかけてグラデーションで薄くなっていくような色使い。アクセントになっていいと思う。

つけ心地だがこれは試着の通り。普通。可もなく不可もなく。

アイウェアとの相性も悪くないのでは? 

アイウェアはオークリーsutro lite。
このアイウェアも最近導入して気に入っているので近くレビューしたい。

走ってみた。
あれ、肩こりが……楽!!

※写真は四国ツーリングより四国カルストにて
実は私はライドの際の肩こりがひどく、100キロ超えると肩の辛さが出ることが多かった。200キロ300キロと距離が増えると肩はガチガチに…
でもLAZER genesisにしてから肩こりレベルが約4割改善されているように感じる。200キロのライドというと一度しかしていないが、ツーリングで一週間連続で100キロ以上走ったときにも肩の問題は起こらなかった。

考えられるのはヘルメット重量の変化
実測で以前使っていたリガス2は240g。

※ベルトが汚くてすいません。

ジェネシスafが206g(カタログ値は190g)

たった34gの差だが確かにつけた際の軽さは感じる。
肩こりが楽になった要素はこれだけではないだろうが、ロングライドで肩こりに苦しむ人は軽いヘルメットを選ぶに越したことはない。そんな人にこのヘルメットはおすすめできる。

一方、使いにくい点もある。
それがLAZER自慢の締付け機構、アドバンストロールシス。
このシステムによる締付けの心地よさ、全体をふわっと締め付ける感じというのはとてもいい。ロングライドでたまに感じる頭痛も感じなくなった。
しかし、その快適さ以上に頭上のダイアルの動きが良くない。特に私のように頭が小さい人はダイヤルを奥まで回して締め付ける必要があるが、ある一定より奥に回そうとすると一気に回りが固くなる。私は爪をダイヤルの溝に掛けて回している。
ダイヤルに潤滑剤を吹くとかなり改善はされたがそれでも奥側は重い。
頭の小さい人は要注意だ。

このように不便な点も多少あるものの、概ね使用感は良い。それにこのヘルメットはプロチームによく使われている。Jumbo VismaやLotto Sudalなど…ロードレースを見ていて同じヘルメットを被った選手が活躍している様はテンションが上がる。
そーゆー意味でもおすすめできるヘルメットだ。

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