【動画編集初心者向け】ビジネス用動画編集における個人的3つのポイント
この記事では動画編集を始めたての方に向けて、
ビジネス動画を編集する上での僕なりの3つの掟を解説していきます。
この記事を読むことで、初めてビジネス用の動画を作成する方でも
イメージが持つことができ、スムーズに編集に入れると思います。
※注意点※
クライアント様である程度のイメージがある場合は
それに合わせて作成する必要がありますので、
この記事内容が当てはまらない場合があります。
いかに清潔感を出すかを考える
まず結論からいうと、
ビジネス用動画でイメージするのは清潔感だと僕は思っています。
インタビュー動画
企業PR動画
事業戦略の解説動画
など
良い意味で笑えるような面白い動画ではありません。
学ぶ、知る、というな、
どちらかというと「学習」に近い動画が多いです。
そこで大事になってくるのが動画のイメージです。
僕はフリーとして映像制作に携わる前は会社勤めで営業をしていました。
営業を経験したことがない人でも、
"営業はスーツをビシッと決めて、靴も綺麗に磨いて、髪型も爽やかにして"
というようなイメージがあると思います。
「それが売上に繋がる」
と新卒の頃に上司に何度も言われました。
新卒の頃の僕は「?」でした。
営業は提案力が全てでは???と思っていたのです。
ただある日、
家にセールスマンが訪問してきた時、
その考えは一変しました。
英語の教材を売りにきたそのセールスマンは
トークは上手かった記憶があります。
いろんな実績も出してきて
"どれくらい良いものか"
を必死に提案してきました。
ただ、
僕の耳には全く入ってきませんでした。
なぜか??
そのセールスマンが胡散臭かったのです。
スーツはヨレヨレ。
髪も寝癖のようなハネがある。
メガネのレンズも汚れている。
そのセールスマンを見た瞬間、
「怪しい教材かもしれない」
「怪しい会社かもしれない」
というイメージを持ったのです。
つまり、
"どんなに良い商品・サービスでも、どんなに素晴らしい会社でも、
相手にどんなイメージを持たせるかで受け入れられるかが変わってくる"
ということです。
その入り口がオフラインでは
営業マン、セールスマンだったりします。
オンラインではWEBサイトや動画ですね。
これは経験がある人もいるでしょうし、
気づいている人も多いと思います。
3つのイメージ要素
ビジネス用の動画の場合、視聴者に
"内容を信用・信頼してもらうためのイメージ"
が大事になってきます。
先ほどのセールスマンの例でもあったように胡散臭いと思われると
どんな良い話をしても話を受け入れてもらえない可能性が高いです。
その「信用をしてもらうイメージ」のために清潔感を出すのです。
そう、営業マンのように。
もちろんこれは編集前の動画素材にもよります。
話し手や撮影場所の雰囲気が悪いとどうしようもないですが、
さすがにクライアント様はその辺はしっかりしています。(と思います)
大事なのは編集で清潔感を崩さないということ。
では、どうやって清潔感を出すのか?
その3つの掟をお伝えします。
1.シンプル
2.淡い色
3.シェイプアニメーション
この3つです。
まずイメージを持ってもらうために
こちらの僕が作成したテンプレートの画像見てください。
1.シンプル
パッと見、どのテンプレートも非常にシンプルだと思います。
動画編集を始めたての頃はいろんな色、フォントを使ってみたいし、
今はYouTubeの影響で動画編集を始める方も多いので
ポップな編集をする人が多いです。
が、それがビジネス動画では逆効果。
清潔感を出したい動画で、
バラエティー感を出すと逆に「ダサい・・」と思われてしまいます。
時と場合によりますが、
テロップなんかはアウトラインはいらないし、
ドロップシャドウ のみで目立たせればいい。
ド派手感もいらないし、
いかに「綺麗に清潔に見せるか」を考える。
そうなると
シンプルにスッキリ見せることが大事になります。
2.淡い色
清潔感を出す上で欠かせないのが色です。
濃い色は目立ちすぎて派手になってしまうので、
白が混ざった淡い色を使うのがベスト。
カラーを使うなら白に近い色、
あとはグレー、黒を使うのがいいです。
また、シェイプなどで枠を作るなら少し透明感を出し、
背景が少し透けて見えると尚清潔感がでます。
3.シェイプアニメーション
極め付けはシェイプのアニメーションです。
これは別にあってもなくてもいいのですが、
シェイプアニメーションを付ける方がクオリティが増し
より清潔感を上乗せできます。
先ほどのテンプレートの画像ですが、
実はアニメーションが付いています。
難しい複雑なアニメーションは入りません。
あくまで清潔感を大事にするのでシンプルに、かつ飾り程度のものです。
円やラインのアニメーションが付加してあるだけで
よりクオリティが上がり、清潔感が出たと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最初はこの3つの掟、
1.シンプル
2.淡い色
3.シェイプアニメーション
を意識するだけで良い編集ができると思います。
繰り返しになりますが、
クライアント様からの要望や内容によっては変更する必要はあります。
ありますが、清潔感を出したい編集をする場合は
ぜひ意識してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。