自己紹介動画の印象を変えるたった一つの要素
こんにちは、TOSSYです。
今回の記事では動画編集者さんがポートフォリオとしてよく作成する自己紹介動画について「あくまで個人的意見」を書きます。
ただ、客観的立場、もし僕が発注者なら・・という視点で書きますので十分役立つかと思いますし、「僕ならこうする」という自己紹介動画に加えるべき要素もお伝えしますのでこれから自己紹介動画を作成する方、今の自己紹介動画では反応が取れない方はぜひ最後までお読みください。
自己紹介動画が良い理由
まずそもそもなのですが、自己紹介動画を作成するのは僕は賛成です。
元々ポートフォリオとは実績を紹介するものなのですが、最初は実績はないですし、自己紹介動画で自分をアピールすることで相手に信頼感を持ってもらえます。(というかその目的で作成します)
特にオンラインでの受発注がメインとなる動画編集業務なので、
クライアントからしてもどんな人に依頼しているのか、がわかる方が安心です。
だから自己紹介動画を作るのは賛成なのですが・・・
自己紹介動画の流れと優劣
ここからは批判ではなく、個人的意見と捉えてください。
最近の自己紹介動画を見ていると・・
"皆同じ内容"
という印象が強いです。
①簡単に挨拶
②軽い自己紹介
③使用できるソフト
④こんな編集できますアピール
⑤依頼方法
⑥最後に一言PR
見せ方はそれぞれ異なると思いますが、
大体の流れは上記になっていると思います。
これは多くの人が参考になる自己紹介動画の構成を真似て作成しているので必然的に同じような内容になります。
ただ、ただですね。
もし僕が発注者側の立場で仕事を依頼したとしましょう。
そして20人とか30人とか応募があって、
ポートフォリオを見た時にほとんどが同じような自己紹介動画ばかりだったら・・
正直・・誰でもいいです。
というか動画内容で優劣がつけれないので、
●よりクオリティの高い人
●経験年数・仕事をこなした数が多い人
を選びます。
仕事は「人」を気に入ってもらえる方が強いです。
"あなたから買いたい"
"あなただから依頼した"
"あなたと仕事してみたい"
こう思われたら最高です。
なので「あなた」を気に入ってもらう方にベクトルを向かせる方がいいと僕は思います。
自己紹介動画は履歴書に似ている
以前Twitterでこんなツイートをしました。
就職活動の履歴書は企業の採用担当に「会ってみたい」と興味づけすることが目的です。
だから自分を「こんな人間です!」とガンガンアピールするのが履歴書。
ではポートフォリオの自己紹介動画は?
同じで、クライアントさんに「この人と仕事してみたい」「この人に依頼したい」と興味づけすることが目的です。
もちろん、あまりにも動画自体のクオリティが低いと厳しいですが、
ある程度のクオリティがあり、「あなた」という人を気に入ってもらえればその自己紹介動画には相当の価値があると思います。
ではどうやって「人」に興味を持たせればいいのか?
自己紹介動画に加えるべき「理念」
自己紹介動画にある一つの要素を加えるだけで劇的に印象が変わります。
それは何かというと、
" 動画編集・映像制作をおこなっている目的 "
もっと言うと「理念」や「大義」です。
例えば、企業のHPには企業理念があります。
どういう目的、意識で企業活動をおこなっているのか、ということですね。
こういう目的、理念、大義というのはそれを見た相手からするとかなり印象が変わります。
就職活動だったり、企業を探す時に「企業理念」は見たりしますよね?
で、より共感できたりすると「この企業いいかも!」と思えるのです。
加える要素の具体例
ではどこに目的、理念、大義などの要素を加えればいいのか。
それは上記で記載した自己紹介動画の流れで言うと、②③のあたり。
つまり冒頭です。
動画で冒頭が大事というのは聞いたことがありますよね?
自己紹介動画でも冒頭は大事にしないといけません。
①簡単に挨拶
②目的や理念や大義
③使用できるソフト
④こんな編集できますアピール
⑤依頼方法
⑥最後に一言PR
ではどんな感じで伝えればいいのか?
もし僕なら・・という例をお伝えします。
初めまして、動画のご視聴ありがとうございます。
現在フリーで映像制作をおこなっているTOSSYと申します。
僕は、人に「驚き」「感動」「幸せ」を与えるために映像制作をおこなっています。
映像の驚き、感動で見た人を熱中させ、見て良かったと幸せを感じてもらえるような映像。
ビジネスでいえば、売上への貢献や目的達成で驚きや感動を与え、頼んで良かったと幸せを感じていただけるような映像制作を心がけています。
そして映像にはそれだけの力があるということをお客様により広めて行きたいと思い制作活動をおこなっています。
ではそんな僕がどんなことができるのか?それを紹介させていただきます。
こんな感じです。
なんのために映像制作をやっているのか、ということがあるだけで印象がかなり違いますよね。
理念がない場合はクライアントファーストで
ただ中には、
「いや・・流行ってるし動画編集始めただけ・・」
「なんか自分にもできるかなぁ〜と思って・・」
というような人もいるかと思います。
最終的には動画編集者としてこれからも活動していくのなら、自分の理念や大義などは見つけてほしいですが、それまではクライアントファーストの目線でいいと思います。
"クライアントさんの目的を達成するために動画制作をおこなっています"
"視聴時間を意識した構成での編集を心がけています"
"観ていただいた視聴者さんにまた見たいと言われるような編集を意識しています"
など。
自分のことはどうでもいいので、クライアントさんから見てどんな編集者なのかを意識して作成してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
自己紹介動画といっても「なんの目的で自己紹介動画を作成するのか」がわかっていないと相手に伝わらない動画になったりします。
今回の記事が参考になりましたら
あなたなりの自己紹介動画をぜひ作成してみてください。
最後に問います。
「あなたは何で動画編集/映像制作活動をおこなっているのですか?」
最後までお読みいただきありがとうございました。