甥に負けて2デッキ目を作る話(1)
甥へのリベンジ戦を終えたタケシオタク。
剣盾レギュレーションになり、2020年1月頃のデッキはこのような構成でした。
スタン落ちでアセロラやグラジオを失ったり…
ダブル無色が無くなった事でイワークGXがほぼ「しめつける」要員になってしまったり…
初手イシツブテで即負けが何度かあったためイシツブテ系列をワザ要員から外したり…
と色々な変化はあったものの、どっすんフォールデッキの強い味方「ルアーボール」の存在に気付きルンルンなデッキ握りながら甥とのポケカバトルを楽しんでおりました。
「VMAXライジング」が発売され、甥がコイツと出会うまでは…
ドラパルトの「すりぬけ」。コインを投げてオモテならワザのダメージを受けないこの特性と、甥のコイン運の相性は凄まじいものがありました。
もちろんパストス無し、私のコインを使おうが、思いっきり飛んで床で跳ね返ろうが、コタツに当たろうが、ペットボトルにぶつかろうが、表を向いているのです。(本来ならばバトル場から飛び出したらダメでしょうがおうちバトルなのでOKにしてます。)
古来よりRPGで子供キャラほど運値が高い理由がわかった気がする。
なおイワークGXの「しめつける」による追加効果のマヒは受け付けるのですが私のコイントスが地獄のように裏だった。
とにもかくにもこの「すりぬけ」のせいで、どっすんフォールでトラッシュへ向かうポケモン達の犠牲が無駄になってしまうのです。
攻撃するぞ~!!ってお空から元気に落ちてきたイワークやサイドン達が、どっす~~ん!!と落ちてきたのに相手がいなくてアレアレ!?ってキョロキョロしたら無傷のドラパルトがいて、しょんぼりしながらトラッシュへ行くの想像してみて下さい。
しました?こんな悲しみ耐えられない。
みんなに攻撃したぞ~!という達成感を味合わせてからすっきりとトラッシュに行かせてあげたい。
このドラパルトとの初バトル、甥が裏を出した事でどっすんフォールが1度だけきまり1枚サイドを取ったものの、ゴーストダイブの120打点に加えベンチへのダメカン3個であっという間にサイド6枚を取られてしまったのでした。
2進化とはいえこのドラパルトの強さに関しては以前の記事で散々泣き叫んだので今回は省略します。
とにかくドラパルトをどうにかしないといけない。あと「イエ~イおれのドラパルト最強~~!!!」と喜んでいる甥の伸びた鼻をぶっ叩き折りたい。
私は甥がトレーナーズを出すタイミングやポケモンの入れ替え方や技の使い方で素晴らしいプレイングを見せたときはとても良い気分で負ける事ができるのです。凄いね!めちゃめちゃ上手くなったね!!とベタ褒めします。甥、世界一天才なのでは?という気分になります。
しかしこれは別です。確かにドラパルトという選択をしたのは甥だし、ポケカはコイン運にかける場面が多々あるゲームであり山札の引きも運が大事ではありますが、コイン運で相手の攻撃を全てかわして最強を名乗られてしまっては困る。
ドラパルトは攻撃のダメージはすりぬけできますが、効果は受け付けます。
そして「超」弱点。倒す方法を考えた時、すぐにあの子が思いつきました。
そう、最初の最初に考えたデッキで目をつけたあの子です。
というわけで、2つ目のデッキが生まれる事となりました。
あの最初の最初に作ったデッキと同じクロバットを使用するデッキであり1から自分で全て考えるデッキという点では、初めてのオリジナルデッキ作りと言えるかもしれません。
次回はデッキ構成のお話をしたいと思います。
それではでは~