AKB48グループでのセンター適正理論
まずはじめに
今回、初めてnoteを書いてみようと思う。
ブログは長年やってきたけど、こっちはこっちでいろいろ書けそうな気もするので使い分けをしていきたいと思う。
さて、今回のテーマは「センター適正理論」です。
グループアイドルならば切っても切れないのが「センター」
楽曲の中心でパフォーマンスし、楽曲披露中に一番見られるポジション、その楽曲の「顔」となることも多々ある重要な立ち位置。
ファン目線であれば「センターに誰が立つのか」
運営目線であれば「センターに誰を立たせるか」
というのが常に発生している。
生まれ持ったセンター適正(天才型)なのか、グループ加入後にセンター適正が身についてきた努力型なのか、はたまたセンターには向いてない無才型なのか、数年前からメンバーを見ると感じ取れるようになってきたので話していきたい。
・主なパターンは5つ
私が思うセンターに立つ人のパターンは主に5つ。
・天才型(9.8%)
・努力型(50%)
・支持型(30%)
・無才型(10%)
・特質型(0.2%)
この5つだ。
①まずは「天才型」
お披露目されたタイミングや初楽曲なので先頭に立ったメンバーに多い。
いい例だとAKB48 前田敦子。
本人は当初「センターに立つのが嫌だった」と話しているが、楽曲のみならず「AKB48の顔」として卒業まで走り続いていた問答無用のセンター様。
「あの人には勝てない」と何人ものメンバーが思ったことでしょう。
「センターが当たりまえのポジション」となるため、メンバー本人には計り知れないほどのプレッシャーが常にかかっており、ポジションが1つ下がるだけで「落ち目だ」なんて言われるぐらい絶対的ポジション。
運営が決めた「推され」なわけだが、そのチャンスを活かしたメンバーでもある。
②そして2つ目は「努力型」
初楽曲などでは後方にいたものの、徐々にポジション(序列)アップしていき、後からセンターに立つタイプ。
SKE48 松井玲奈やNMB48 渡辺美優紀、HKT48 宮脇咲良などが挙げられる。
先任のセンターがいたが、徐々に頭角を現しそのセンターの座を奪ったなんていうパターンが多く「シンデレラ」と言われることがある。
そして③3つ目が「支持型」
センターに立ったことはあるが、センターではないポジション(2列目やセンターの隣)で最も輝くメンバーのことを指す。
AKB48 高橋みなみや柏木由紀、SKE48 須田亜香里、NMB48 山田菜々などが当てはまる。
センターメンバーを両サイドや後方から支えることで自分自身が輝き、唯一無二の存在となる。
④4つ目が「無才型」
48グループでセンターに立った経験のあるメンバーでは少なく、シングルなど表立った楽曲ではいないが、公演楽曲でたまに見受けられることがある。
センターに立った瞬間に「君はセンターに向いてない」という印象が強く、その後、後方にポジションが固定化されることもしばしばある。
例として挙げられるメンバーはいない(いたとしても書かない)が、センターではダメだが他で輝ける場所があるならそれはある意味才能だと思う。
⑤そして最後が⑤「特質型」
私が見てきた「特質型」に当てはまる歴代メンバーは2人。
大島優子と山本彩のみである。
歌って踊れてスタイルも良く、ノリがよく何でもこなしてしまういわば「オールラウンド」タイプのメンバーで、求められた仕事以上のことができてしまうためセンターにいることすらもったいないメンバーである。
24年夏現在の現役メンバーで特質型のメンバーはおらず、激レアなパターンとして5つ目に急遽作った。
・現役メンバーで当てはめてみる
先ほど挙げたメンバーたちは皆歴代のOGたちであるが、最近のメンバーではどうだろうか?
48グループの最新シングルセンターを見て行こう。
AKB48 64th「恋 詰んじゃった」佐藤綺星
佐藤綺星はAKB17期生のメンバーで17期の初代センター。
彼女は②「努力型」に近い①「天才型」のように見える。
推されから始まったわけだが、それをしっかりと物にし、努力して
17期のセンターに立ち、そしてシングルのセンターにも立っている。
SKE48 32nd「愛のホログラム」末永桜花
※現時点で33rdシングルのセンターが発表されていないため32枚目で検証
彼女は③「支持型」寄りの②「努力型」
最初からセンターに立っていたわけではなく着実に前へ進み続けている。
NMB48 29th「これが愛なのか?」坂田心咲・塩月希依音
2人とも③「支持型」
まだまだセンター経験が少なく、努力型まで到達していない。
シングル含めいろいろな経験していくについれて②に近づくでしょう。
HKT48 17th「バケツを被れ!」石橋颯・竹本くるみ
※現時点で34thシングルのセンターが発表されていないため33枚目で検証
石橋颯→③「支持型」寄りの②「努力型」
竹本くるみ→③「支持型」
タイプの違う2人がWセンターをやっているため噛み合わない可能性が
高く、センター経験が乏しくかなり苦労する。
34thシングルで単独センターを経験すると変動する可能性大。
NGT48 10th「一瞬の花火」藤崎未夢・大塚七海・小越春花
藤崎未夢→③「支持型」(②「努力型」に変動しつつある)
大塚七海→③「支持型」
小越春花→①「天才型」
トリプルセンターはNGT初、48Gでは2回目の試みとなる。
「トリプルセンターの真ん中が実質センターじゃん」というポストを
したところ反響がありました。
それぐらい血迷ってる感はありますが、それは置いといて・・・
藤崎未夢は1度シングル「シャーベットピンク」でセンターを経験。
公演でもかなりセンターを経験し、②「努力型」に変動しつつある。
大塚七海は公演でのシングルセンターでしか経験が少なく
まだまだ③「支持型」の傾向がある。
センターに立ってしまうと持ち味であるMCが発揮できなくなりそう。
小越春花は①「天才型」で「センターであるべき人」と言える数少ない
48Gのメンバー。
NGTとしてより個人仕事が多く、女優としても活躍しているのを見ると
「NGTにいてくれてありがとう」と言いたくなる。
STU48 1stAL「懐かしい明日」中村舞(リード曲)
中村舞→②「努力型」(抜擢までは③「支持型」)
自分の努力で②に変化したタイプ。
バレエ経験者なのでダンスにしなやかさがあり、つい見てしまう
メンバーでもあるため、目を引くという点ではセンター素質あり。
・複数センターの意味
ダブルセンターやトリプルセンターが最近増えてきているが
単独にしないのは「運営の不安」なのかなと思ってしまう。
単独にする勇気がない、もしくは単独で置けるメンバーがいない
という感じが伝わってきているため、若手育成を中心に
3年後、5年後を見据えて育成しなくてはいけない。
48Gには劇場公演があるため、場数を踏みさえすれば
誰でも②「努力型」センターになることは可能だと思っている。
ただ、新メンバー数人に対して1人は①「天才型」がいてくれた方が
今後のグループにとっても安心材料になるのではないでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。