③ポジショニングで未開拓市場を狙う
さて、今日は第6回目となりますが、細く長く続けるということで、週1回のペースで記事を投稿していますが、今日は重い腰を上げて、書いている状況です。
「学び→アウトプット→継続する→習得する」という流れが脱栽培マンの一歩ですので、継続を意識して頑張ります!
今日は、前回の市場を読むから、STPを行うというテーマについて話したいと思います。
■オリジナリティ形成の手順■
①自分を知る
②市場を読む
③STPを行う(特にポジショニングを行う)
④能力開発を行う
STPとは、マーケティングの用語でセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングという言葉の略です。
これは何か言いますと、
・セグメンテーション&ターゲティングを行い、どのユーザー層に対して価値提供を行うかを決めます。(供給サイドから考える行為)
・次に、ポジショニングを行い、特定したユーザーから競合との差を明確にしながら、どのように思われたいかを決めます。(需要サイドから考える行為)
STPが始まった背景としては、大量生産が始まることで、ある程度質の良い商品が安く、どこでも手に入るようになったため、それらの商品との差を出す手法としてSTPが始まったと言われています。(会社の資源が有限であり、ユーザーを絞る必要があるという理由もありますが)
これをオリジナリティの形成で転用する場合、自分の価値をどのユーザーに対して、どのように他者と区別をさせるかということになります。
特に、どのように他者と区別して認識してもらうか(ポジショニング)が重要になります。
例えば、サッカー選手の本田さんは、サッカー選手としては一流ですが、世界に目を向ければ、メッシやC.ロナウドなど超一流選手はたくさんいる状況です。
その中で、現役を続けながら、経営者という側面も持っています。本田さんは、高校生の頃からビジネス書などを読まれていたそうです。
現役サッカー選手×経営者という領域においては、世界のトップになるのではないでしょうか。
結果、今その領域において、徐々に恩恵を受けているのではないかと思っています。例えば、本田さんが最近リリースしたサービスがツイッターで話題になったりすることです。
サッカーで一流であり、実行力、やり切る力、自己管理などずば抜けており、その強みを活かして、現役サッカー選手×経営者という未開拓市場(ブルーオーシャン)に参入してオリジナリティを形成している事例になるのではないかと思っています。
自らの強みを活かして、未開拓市場(ブルーオーシャン)でポジショニングすることでオリジナリティの形成することが重要だということですね。
それと、未開拓市場に参入した際は、とにかく最初は批判されることが特徴としてあります。
本田さんもサッカー選手のくせに、経営者をしているにはおかしい、もっと練習をしろという批判はよく聞くと思います。
未開拓市場では、それに耐える力も必須になってきます。そこを乗り切った先には、競合がいない利益率の高いリターンが待っているでのはないでしょうか。