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古いアルバムから引き出した街『二十四の瞳映画村』行ってきたレポ

ども!ちょこぷりんです。
今回は”お出かけ”回です。

とあるイベントに参加するため小豆島へ来島することになり、折角の小豆島なので旅行をしてみたいと友人にお願いして行ってきました。
『小豆島』、良い所ですね。山沿いかと思えば対には海。埼玉県民にとっては夢の楽園な光景が続きました。願わくば天候さえ快晴であれば…そこは残念でしたが、とても楽しい旅行になりました。

さて、色々と行った観光名所のうち筆者お気に入りの場所をば書き留めておこうと思います。そこは…

『二十四の瞳映画村』です!

小豆島有数のテーマパークです。
映画撮影にも用いられる実績のある、昭和レトロな街並みが美しい場所でした。おっと、「なんだかイモ臭くて微妙そう…」なんて思うことなかれ。このレトロさが結構楽しめるんですよ。今回はその点についてもお伝えしていこうと思います。それじゃ、いってみよう!

①光景全てが昭和初期の世界

映画村ゆえ街並みは昭和初期の建物が立ち並んでおります。
太宰映画村のような華やかさは無く、からっ風が吹けば今にも倒れたしまいそうな平屋の並び。住めば都などと言えないだろう極寒が待っていそうなレベルの造りをした家は、どことなく懐かしさを感じ心がしんみりとしてきます。電柱もなければコンクリートもまともに敷かれていない。今の日本に同じ風景がある場所は無いだろうと言えるほどのノスタルジーさです。
そう、電柱が無いのです。いかな田舎であっても電柱は100%あります。でなければ電気・光・電話が使えません。昭和ですら電柱は主流です。それさえない疎開レベルの田舎風景はここしかないでしょう。(裏を返せば主要部に埋設で電気が引かれているので、ある意味近代化かもですが。)

家と家の間にある路地裏にもネタは仕込まれています。
なんと昭和な看板があるではありませんか!
いくら小さい頃から映画館に連れて行って貰っていた筆者でさえ、手書きの映画ポスターなんて見たこと無いですよ!筆者の最古映画館来場は記憶が正しければ「もののけ姫」でしょうか。その時でも流石に印刷ポスターでしたでしょう。この色褪せた感じが溜まりませんなぁ~。購入して持ち帰りたいくらいです。

もちろん映画系だけではございません。各種企業ポスターも御座います。
マツダってあのMAZDAですかね。電気井戸ポンプって何でしょうか。自動で水をくみ取る装置なんでしょうか。全く分かりませんが蛇口の先が光っているのが不思議です。

このように、至る所にポスターが張られています。
小さな民家が立ち並ぶところにポスターがわらわらと張られているさまは、町の映画館への意気込みを感じます。懐かしのポスターが見つけられるとテンションアガりますね。

飲食コーナーでさえこのノスタルジーさ。古民家カフェってこんな感じなんでしょうね。「大将、やってるかい?」なんて暖簾をくぐりながら入りたくなります。

すこし奥にいったところからの景色。階段部分はバリアフリーの手摺があるがコソは残当。奥の山含めて絶景なり。最高だぜ。

②メインの「校舎」へ…

奥まで歩みを進めると、メインの校舎が御座います。
ここが件の「二十四の瞳」など有名な映画の撮影場所になっております。ここまで古い校舎は初めてです。埼玉にある有名な古い廃校にも行きましたがココまで古くは無かったぞ…海風当たる古風さが溜まりません。

平屋の学校の隣にあるのは民家。コチラは家の中が見渡せる構図になっており、海の家って感じがします。飲食店の方じゃないですよ、漁師の方です。

校舎の中には体験できるクラスルームが。机に椅子が小さいの何の。
2人で使うタイプの机で授業を受けることは人生で使ったことがありません。ですがどことなく懐かしさを感じます。これはDNAに刻まれた日本の心…ということ?

後ろには当時の撮影機材やらピアノやらが御座います。
レフ版がマジの板にシルバーが塗装されただけ!コレでいいんだ…ってなる機材が見れて面白いぜ。

すげー!35ミリカメラかな。こんなのゴジラやウルトラマンのメイキング映像でしか見たことないよ。当時は億する価格のカメラだったのは円谷監督のヒストリーで知っている。

廊下はこんな感じに。いいね。この空気感。たまらん。

職員室には当時の自転車が。この自転車に乗って配達をしてみたいぜ。

黒板もあるが、チョークは無い。
人の字書いて語りたいですね。

撮影用に置かれている帽子で遊ぶ。
やっぱこの被り方しちゃいますよね~!

職員机に座れば、謎の雰囲気を楽しめます。
最高の映えスポットだ。

校舎の横に合った家。海風吹きっさらしで痛みが激しい。

中はこんな感じ。古風だねぇ~。

③あの当時に戻って給食を食べよう!

飲食コーナーでは昔なつかしの「給食セット」が食べられます。参考画像では学校で食べておりますが、キチンと飲食コーナーで食べます。暖房器具もあってゆったりと食べることが出来ます。

給食のラインナップはコチラ。アルミトレイにアルミの器。ポンと乗せられた揚げパン。ビンの牛乳。当時を思い出します。いや、筆者の頃ではプラの四つ口にくぼみがあるトレイに、これまたプラの器でしたし牛乳は紙パックですよ。パンは基本的に個別包装されてますし。同じだなと思うのは割き割れスプーンでしょう。今も学校で使われているのでしょうか。

観光に行ったメンバーが筆者含め東西で分かれた為、牛乳がビンと紙パックの違いがあったりトレイがプラだったりアルミだったり地域差?があって面白かったですが、共通した事で面白かったのが「冷凍ゼリー」ですね。あの解凍が中途半端になって中心がシャーベットになっちゃうアレ。ゼリーは全国共通でカッチカチな部分で出回るということが分かりました。嬉しい。

④アイエエ!!ナンデ!?ナンデ海洋堂が!?!?

映画村入ってすぐのところには何故か海洋堂が。
大阪や高知ならば分かりますが、なぜに小豆島に?
入り口こそソレっぽい雰囲気出しておりますが…

店内に入るとエヴァやらリボルテックがズラリ。
どういうこっちゃ…ちなみに販売もしております。

昭和系のフィギュアも作っていたからなのでしょうか。
筆者自体は海洋堂めっちゃ好きですよ。ただ関連性が分かりませんでした。

何故かある撮影ブース。コレが小豆島に通ずる何かなのかと思いましたが、出来ることは「撮影ブースを使用してフィギュアの撮影を楽しむ」こと。友人らと共通した意見は「家でやるほうがもっとクオリティある撮影ができる。」でした。何のブースだったのだろうか。


おわりに

以上、『二十四の瞳映画村』を楽しんだレポでした。
二十四の瞳自体を楽しむことはしてこなかったですね。二十四の瞳の再現されたであろう銅像見ても「ヒッポリト星人にブロンズ像にされた姿」やら「最悪のタイミングで石化された姿」やら発言するレベルです。
裏を返せば二十四の瞳と知らなくても楽しめるという事。到着した港次第では遠方になってしましますが、是非立ち寄ってほしい場所でした。

ここは…!ショタとお姉さんの聖地…!!
あのバス停案件の最古ということか…!!(オイ)

「それじゃ、また来週!」

この雰囲気 最高です

#日記 #旅行 #小豆島 #映画村 #二十四の瞳映画村 #観光 #お出かけ

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