Mリーグ2023-24 2月22日 NAGA解析/逆転に次ぐ逆転!フェニックスとBEASTがお互い2試合連続の連対を決める!
2024年2月22日、Mリーグ2023-24・87日目です。本日はKADOKAWAサクラナイツ・TEAM雷電・セガサミーフェニックス・BEAST Japanextの4チームが対戦。
第1試合、東3局に東城プロがハネ満をツモって一歩抜け出すと、東4局1本場に瀬戸熊プロが親で7700をアガって一気に並びます。さらに南場に入ると南3局1本場に猿川プロが親のハネ満をツモって2人を総まくり。これで決まりか?…と思われたところで、次局に東城プロがハネ満ツモ。二転三転する展開で最終的には東城プロが逆転トップとなりました。
第2試合、東2局に萩原プロがマンガンをツモってまずリード。その後、東4局では大介プロがマンガンツモ。この2人のトップ争いかと思われましたが、南2局に茅森プロが倍満ツモ!一気に3人が並びます。
茅森プロは次局もアガってトップ目でオーラス。そのまま逃げ切るかと思われましたが、最後は大介プロがハネ満をアガって大逆転でのトップ獲得となりました。
上位のサクラナイツが4着2回と沈む中で、ボーダー争いをしている残り3チームは大躍動!逆転に次ぐ逆転の素晴らしいゲームでした。それをNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:東城りお(セガサミーフェニックス)
西家:猿川真寿(BEAST Japanext)
北家:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)
NAGAデータ
堀慎吾
東城りお
猿川真寿
瀬戸熊直樹
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:堀慎吾
下家から先制リーチを受けて一発目。堀プロは7mを切ればテンパイの手牌。ここは6pを切って一旦テンパイ外しとしました。NAGA出見ると一応7m切りも打牌候補にはありますが、基本的には6pか8p切りが推奨されています。
現物が3sしかないですし、東1局の親番なのでとりあえず攻めるのは当然でしょう。たださすがに危険な7mを切って6p8pシャンポンのテンパイを取っても仕方ないということですね。そしてこの後攻めるのであれば、くっつきの牌としては6pの方が強いですから6p切りになります。
8pも推奨度が高いですが、一応6pのワンチャンスで受けつつ、危険牌の7mを切りたくないので、そこにくっついた時だけ勝負する…と考えるなら8p切りになりそうです。Mリーグなら東1局は大振りで攻めたいですから、6p切りが優位だと思います。
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