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麻雀プロの天鳳段位戦不正疑惑についての個人的意見

2023年11月7日より、X(旧Twitter)上にて麻雀プロの方の天鳳段位戦における不正疑惑が取りざたされた。本記事ではその事件の経緯と個人的な意見・感想についてまとめておく。

事の経緯

最初に不正疑惑が上がったのは、とある天鳳プレイヤーが天鳳の三麻特上卓で麻雀をプレイしていた時に端を発する。このプレイヤーが自身の対局の牌譜を見直した時に、相手の打ち手が故意に見逃しているのではないか?という選択があった。

これを見たプレイヤーは天鳳のIDから過去の対戦のデータを確認できる「のどっち」というサイトにて、その相手のIDの過去ログを調べた。

こののどっちというサイトでは過去の対戦において、誰と何回同卓しているか?ということも検索できるのだが、それを確認するとこの相手は明らかに特定の相手と多く同卓していることが分かった。その結果を持って、相手プレイヤーが不正だ、ということでX上に公表した。(実際のポストについてはすでに消去されている。)

さて、その不正疑惑のあるプレイヤーというのはID「しろくろ31」であった。このIDが普通のアマチュアのものであったらそこまで騒ぎは大きくならなかっただろう。しかしこのIDが麻雀プロのものだったのである。

その麻雀プロとは日本プロ麻雀協会に所属する「はじめ」プロ。下記にXのリンクを貼っておくが、プロフィールに天鳳ID「しろくろ31」とあることが確認できると思う。(2023年11月8日現在)

https://twitter.com/hajime_npm

さて麻雀プロがネット麻雀の段位戦で不正を行っていたという疑惑が立ち上がったことで事態は炎上。X上では相当の批判が集まった。

その後、11月8日午前、そのはじめプロ本人から以下のような謝罪ポストが発表された。

詳細はポストを実際に見ていただくとして、ザックリとした内容としては

・はじめプロがお付き合いしている女性と故意に同卓していた。
・故意の同卓が違反だとは知らなかった。
・見逃しなどの不正行為は行っていない。

…という内容である。つまりは不正ではなくて、ルールをよく知らなかった事が原因だったというわけだ。今後はこのようなことがないようにするとのことで、ひとまず事件としては収束に向かいつつある。今後、もし続報があれば追記する予定。

追記:11月9日、はじめプロのXにて日本プロ麻雀協会から受けた処分について発表された。

「第22期後期リーグ戦の出場停止と降級・プロ団体主催試合及びネット麻雀の謹慎」ということで、X上では重めの処分が下ったという意見が多かった。

個人的な意見

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