中田花奈プロの攻めに攻めたおした試合を振り返る
Mリーグ2024-25・10月18日第2試合。この日の試合も中田花奈プロはとにかく攻めに攻め倒しました。以前10月7日に中田プロが行った試合の時も記事にしましたが…
とにかく今期の中田プロは攻めが強い。迷ったら強気に攻めるという気持ちがプレーにハッキリと表れています。これで放銃になるときもあるわけですが、今期の中田プロの打ち方には攻めという芯が通った一貫性が見られ、見ていて気持ちいいです。
まず東2局1本場。
中田プロはドラ1赤2のイーシャンテンの手牌。そこに対面からリーチを受けました。そして引いてきた6pを一発でツモ切り。9sを打つかな?と思いましたが、全部攻めきる気で脇2人の安全牌でもある9sを残して先に6pを打った感じでしょうか。
続いて東4局。
親の太プロが5mをポンしている場面。中田プロはカン3pのリーチのみの手牌を積極的に曲げていきました。中盤過ぎのリーのみ愚形は曲げにくいところもあると思いますが、太プロの仕掛けを成功させないように…という意志が見えます。
そして南3局。
中田プロはハコラスの状況。手牌は相当な勝負手で仕掛けてもマンガンあります。上家から7pが切られ、これをチーすればマンガンテンパイですが、これをスルー。メンゼンで仕上げきって、倍満まで見ようという選択です。賛否両論あるかもしれませんが、とにかくカッコいい選択だと思いました。
…とまあ、中田プロの今期の麻雀はとにかく攻める、とこれに尽きます。この攻めの中でいかにバランスを取っていくか?というのがこれからのカギになってくるでしょう。
というわけで、これらのシーンをNAGA解析を見ながら、個人的に振り返ってみたいと思います。まず東2局1本場の解析結果はこちら。
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