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Mリーグ2024-25 11月29日 NAGA解析/渋谷ABEMAS・白鳥翔プロ、チームの火を絶やさない起死回生のトップ獲得!

2024年11月29日、Mリーグ2024-25・44日目です。第1試合、序盤は優プロが一人沈みの展開でしたが、南場の親番でハネ満をツモって一気に復活。さらに連続で親満をアガり、他3人を引き離します。

しかしそこに待ったをかけるのが黒沢プロ。自身の親番で優プロをまくり返し、トップ目でオーラスに入ります。どちらがトップを取るか分からないオーラス、最後は優プロが逆転のアガりを決め、黒沢プロをかわしてトップを獲得しました。

第2試合、東場では堀プロが大きなアガりを決めて一歩リード。しかし南場に入ると、白鳥プロが自身の親番で5本場まで積む連荘で、5万点超えのトップに浮上。その後の局も自力で流していき、最後はマンガンをツモって終了。持ち点が6万点超えのトップを獲得。厳しい渋谷ABEMASを救うトップを獲得しました。

過去の記事については下記のマガジンを参照ください。


第1試合

出場者

東家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
南家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
西家:黒沢咲(TEAM雷電)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)

NAGAデータ

鈴木優

多井隆晴

黒沢咲

渋川難波

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:多井隆晴 ギリギリで発揮する守備力

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