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高宮プロの6p切らずに3p切りリーチは、残り何スジからやっていいのか?

Mリーグ2024-25・12月3日、第1試合。この試合で高宮プロに気になる手筋がありました。それが東3局1本場の場面。

たろうプロが先制リーチに来ている場面。小林プロも仕掛けて前に出ていますが…現物の9mをトイツ落とししているので、テンパイしているかは微妙なところ。基本的にはたろうプロのリーチだけ警戒すべきでしょう。

ここで高宮プロはピンズ3p・6p・7pを切ればテンパイという手牌。何もなければ当然6pを切って、2-5-8pの3面待ちのリーチを打ちたいところ。高宮プロはここで現物の3pを切って、安全に5-8pでの追っかけリーチとしました。

ややもするとウマぶりにも見えるリーチ。現状でたろうプロに通っていないのは、2-5p・4-7p・5-8p・6-9p・3-6m・3-6s・6-9sの7スジ。ただし、自身から3pがノーチャンスなので、2-5pも消せて、残りは6スジ。

確かにリャンメンの候補は結構少ないので、6pが怖いのは分かります。とはいえ、自身がチャンス手で、かつ3pがノーチャンスで2pも山にありそうなことを考えると、かなり6pを切って勝負したい場面に見えます。

…では、高宮プロが選択したように、3p切りで安全に行く選択肢をとるのは残り何スジくらいからやるべきなのでしょうか?今回の牌譜をイジって検証してみたいと思います。

まず、元々の今回の試合の場合におけるNAGA解析はこちら。

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