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Mリーグ2023-24 9月29日 NAGA解析/KONAMI・寿人の大逆転トップ!KONAMIは6戦4トップ

2023年9月29日、Mリーグ2023-24・8日目です。本日はKONAMI麻雀格闘倶楽部・チーム雷電・渋谷ABEMAS・U-NEXTパイレーツの4チームが対戦。

1戦目、昨年からの好調を引き継いだようなABEMASの日向プロが大きくリード。そのままトップで終了するかと思いきや、なんとKONAMIの寿人プロが南3局に3000-6000ツモ、南4局に8000ロンと2局連続でマンガン以上のアガりを決め、大逆転のトップを獲得しました。

2戦目は1戦目ラスだった黒沢プロの仇討ちにのぞんだ瀬戸熊プロが見事にトップを獲得。2着にはKONAMI・滝沢プロが入り、KONAMIは2戦とも連対。これでKONAMI麻雀格闘倶楽部は6戦4トップで首位をがっちりキープしました。

さてこの2戦、NAGAではどう評価されているのでしょうか?ここから振り返って参りましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。



第1試合

出場者

東家:仲林圭(U-NEXTパイレーツ)
南家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:日向藍子(渋谷ABEMAS)
北家:黒沢咲(チーム雷電)

NAGAデータ

仲林圭

佐々木寿人

日向藍子

黒沢咲

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

東1局:佐々木寿人

寿人プロはここから6p切り。現在の手牌がチートイツとメンツ手の天秤の状態。さすがに6pを切るとロスが大きすぎます。素直にNAGAの推奨する中を切るべきでしょう。


東1局:日向藍子

日向プロはここから3sをツモ切り。西はドラなのですが1枚切れていますし、3sを残せばかなり手広いイーシャンテンです。実戦ではこの後、西を重ねてリーチにいけましたが、それは結果論が過ぎます。

ドラの西を使わずともタンピンやイーペーコーなどの変化がありますし、手広く取る方があきらかに得に思います。


東1局:黒沢咲

黒沢プロはここで2pをツモ切り。上家からリーチがかかっている局面、何を切るかちょっと難しいと思ったのでNAGAに聞くと8sを推奨。

8sは現物なので2枚打って回りながら、3mにくっつけば安全に勝負できるということでしょう。ただ2pツモ切りは確かに手広く、NAGAも打牌候補には挙げています。トップ取りなら十分あり得る選択肢かもしれません。

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