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新井啓文の個人スポンサー契約に見る「麻雀プロとは?」論

新井啓文の一報

新井啓文は最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士。先日、Mリーガードラフト指名を賭けた「BEASTJapanext」の大会にて決勝戦、わずか700点という僅差で負けたものの、敗者として素晴らしい振る舞いを見せていくれたことは記憶に新しい。

そんな新井啓文であるが、本人のTwitterおよび関係者である小林琢磨氏のTwitterにてこんな情報がnoteとして発信されている。

簡単にまとめれば、小林琢磨氏が新井啓文と個人的にスポンサード契約を結んだ、という内容である。期間は2023年7月1日から1年間で年間契約額は60万円。

麻雀プロ本人が特定の個人からスポンサー契約を受ける、というのはこれまでに類を見ないように思う。しかし、この個人スポンサーというシステムは現行の麻雀界にとって画期的なシステムになるのではないか、と筆者個人は考えている。それはひとえに「麻雀プロ」という存在がいまだ難しい立場におかれていることに起因する。

麻雀プロは「プロ」なのか?

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