Mトーナメント2024予選J卓 瀬戸熊プロの発切りカン5pリーチを考える
2024年6月17日、Mトーナメント2024・予選I卓/J卓の試合が行われた。配付作成を行う上で、試合を通して見たわけだが…Xなどを見たところ、一番槍玉に挙げられていたのはこのシーンだろうか。
予選J卓・第1試合の東3局2本場。親のむくプロがリーチ、下家の岡田プロが仕掛けを入れている場面。
瀬戸熊プロはここに赤5sを引いてテンパイ。トーナメントの第1試合ではトップを取りたいわけだから、このチャンス手は当然勝負に行きたいところ。
ここで瀬戸熊プロは発を切ってカン5pでのリーチを打った。両脇に対して放銃を避けつつ、アガりを狙いに行ったわけである。
この結果、瀬戸熊プロは6pでのアガり逃しをした上に、親のむくプロに対して放銃となってしまったため、いろいろと騒がれたわけである。
こういった場面を本来であればNAGAで解析したいところだが…NAGAが使えない今、ひとまず自分の頭で考察してみることにする。いずれNAGAが復旧したら、そのデータも載せたい。
ここから先は
1,423字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?