働かないアリ
毎度どうもこんばんわ
昨日ふと出会った20代の青年の話ですが、仕事をやめて、来月からオーストラリアの大学へ留学するそうです
帰ってきたら帰国子女ですね
田舎ではそれが絶大なブランドをもちます
首都圏での流行は5年遅れに地方にやってくるスパンを考えると、その履歴書だけで、地方の就職は引く手数多でしょう
彼の人生に幸多き事をお祈りしています
(半年後駅後あたりに駅前で見たら何も言わず、肩を抱きたいと思います)
さてさてさーて、よく職場の飲み会では愚痴がこぼれます
○○はこんなミスもした、こんなこともできない、存在価値は一体なんだ
悲しいお話です
そんなわけ今回は私のサイコパス的思考も踏まえて、アリの生態系を題材に少し記事を書きます
アリの社会は2:6:2の法則で成り立っているそうです
出来るアリ:普通のアリ:出来ないアリ
これはどんな間引き方をしようがこの様な体系に落ち着きます
日本の研究者の論文では1つの巣に概ね1000匹のありがいるような計算だそうですが、この法則がどんな巣でも当てはまるそうで
統計学的に見ても確からしいとのこと
これは人間の実社会においても同様に言えるそうです
先ほどの飲み会のお話に戻りまして、そのやり玉に挙がっている人間をすべて解雇すると、その中から必ず労働生産性のない人間が生まれます
これはどういうことかという、非難していた人間がその非難される側に回る可能性が出てくる、ということです
いきつく果ては自身の解雇ですね
身から出た錆とはよく言ったもので
だからこそ、その生産性の低い人間を生かさず殺さず飼いならすのが至上ではないでしょうか
その人がいるおかげで自分のポジションが維持できるなら安いものではないでしょうか
はたまた、経営者の方はあえてそんな人を採用するのも一つですね
現環境で働いてる従業員の質は上がる⇒年功序列的な給与体系も維持できる
といった好循環が生まれますからね
定期的に人の補充は必要ですが
ただし人事コストは減りますね
要は「誰でもいい」わけですからね
悪魔のような天才は実際これを実施している可能性が高いです
※ここから表現すごーく悪くなるので読むのはここまで結構です
無能を自身の配下において、取るに足らない、差し使えのない仕事を与える
それでも無能はミスを犯す
それをフォローする天才
しかし、このフォローする行為が存在する限り、生産性の高低は覆しようがなく、無能を無能のまま固定
相対的に自身は天才のポジションをキープ
さらに窮地を毎度助けてもらった無能は天才に感謝し、従順な駒となる
どちらかといえば他人を批判し、蹴落とすような人間より
今ほど語った人間のようなタイプが周りの心象もよいことは間違いないでしょう
そして、その上で批判する人間を共通の敵として、自グループの結束のダシに使うとなお、美味しいでしょう
一流のシェフは腐りかけの食材でも創意と工夫で絶品メニューを作ることができます
まずくて食えない、と叫ぶより
どうやったら美味しくなるかを考えることが天才の素質でもあるような気がします