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若者会議九州大会に登壇して
「人は生まれてくる地域・国・環境を選べない。使命も意味もなく生まれてくる。今日ここに集まった意味は?帰るとき、その意味が分かる、見出せる状態になっていたらと思います。」
大牟田若者会議のコーディネーターである岩永さんのこの言葉から会はスタートしました。
思い返せば、まっさらな状態、いわゆるゼロから1を生み出すまでの約半年は基本自分のペースで、そして時にがむしゃらに動いていました。そして「ちくわ若者会議」が本格的に始動し始めてからまだ1カ月にも満たないわけですが、悩みは尽きなくて、どうしたら私の描くビジョンが伝わるだろうだとか、言葉足らずだったりだとか、とにかく言い出しっぺ(リーダー)としての役割を果たせているのだろう・・・いや、できていないなあ。なんて脳内で一人会議は続くわけです。
そんな時まだ「福岡に若者会議をつくりたいんです!」と様々な場所を駆け回っていた時期に福岡テンジン大学で出会ったとあるまちづくりの実践者から、こんな言葉をかけられたことを思い出しました。「自分一人で考え続けるのは良くないかも。対、人で成り立つわけだから思いはどんどん人に伝えたらいいよ」
0から1は繰り返されるから、ウェルビーイングは向上してゆくのだと、私は思います。だからこそ、この言葉と感覚を忘れないでいたい。
大牟田の活動報告・プレゼンで印象的だったのは「オーナーシップ」(当事者意識)を持つことの大切さ。ちくわの発表と通じる部分もあったのではないかと思います。長崎のプレゼンでは今までの歩みを私自身も一緒にふりかえることができ、たくさんの積み重ねがあり今があることを実感しました。
プレゼンを通して今後の方向性がクリアになり、「プレゼン力があった」「ちくわ、うまく行くと思う。」等、嬉しいお言葉もたくさんいただき、周囲からの期待値もほんの少し上がったような気がします。感謝の気持ちを大切に、今後も気負わずマイペースに、でも、大切なことは取りこぼさないよう、なんて欲張りかもしれませんが、たくさんのゼロから一を生み出していこうと思います。
主催者、関係者の皆様へ感謝申し上げます。ありがとうございました。