Mackey fan note050「遠く遠く」
1992年発売のアルバム「君は僕の宝物」収録。
初めて「この曲の感想を書いてほしいです」とリクエストのようなもの頂いたので書いてみます。ちなみにリクエスト貰ってたのは6月頃。もはや無視してるのと変わらないレベルで遅!
曲の良さなんてものは今更自分が語ったところで1ミリの新発見もないほど、槇原敬之の代表曲の一つ。だからふれない。
実はシングルとしての発売はなくアルバム曲。これ非常にもったいない。シングルとして発売していれば売れてたろう、その余波でアルバムもさらに売り上げが伸びたであろう事は想像に容易い。
ヒットの連発を恐れ、ヒットを調整したようにすら見える。この時期の槇原敬之はヒットメイカーとしてのパワーを持て余しすぎている。
2006年にセルフカバーしたバージョンはタイアップがついたが、オリジナルは発売して間なしにタイアップがついた形跡もなく(Wikipedia調べ)。
槇原敬之を知る前の自分ですら知っていたほどのこの曲が、一体どうしてシングル化もなく、タイアップもなく、こんなに広まるに至ったんだろう。正解を知っている生き証人の方はご一報を。ラジオがきっかけなんじゃないか、と安パイの予想だけ置いておきます。
タイトル通り「遠く遠く」と、遠くを2回繰り返すのが印象的なこの曲。思い返せば『どんなときも。』は言わずもがな、『もう恋なんてしない』も「もう恋なんてしないなんて」と繰り返しが発生する部分が注目されがちだし、『GREEN DAYS』も「まっすぐにまっすぐに伸びる」と繰り返す箇所があったりする。
この点から自分は、槇原敬之は繰り返せば売れるんじゃないかという説を唱えている。(そういう意味で『LOVE LETTER』もシングルだったらめちゃくちゃ売れてたと思ってるし)。
復帰したら是非、繰り返してくれ(サビを、であって薬でなく)。