楽しい博多旅行の話
6月23日〜25日に2泊3日で福岡の博多へ旅行してきました。とても楽しすぎたのでnoteに記録として残しておきます。
遅っ!!!チマチマ書き溜めてたら約3ヶ月が過ぎ去ってました。おそらく後半に行けば行くほど曖昧な記憶でまとめてる奇記事になります。
行こうと思った発端は2つ。ラジオを聴いていて、仕事で福岡に行った芸人さんが話すケータリングなどで食べた福岡グルメの話などがとても美味しそうで食べてみたくなったこと。
そして、自分はカービィカフェがめちゃくちゃ好きで昨年からソラマチのTOKYO店に月1ペースで訪問してるのですが、カービィカフェガチ勢を名乗る階段を登るため、どうしても一度キャナルシティにあるHAKATA店を訪れてみたかった。
この2点を中心に昨年頭からフツフツと旅行欲が増幅。しかし根がインドア人間なのもあってまともに旅行した事がほぼなく、最初に思い立ってから足踏みして1年以上が経過。2023年も過ぎ、最初に福岡に興味を持たせてくれた「蛙亭のトノサマラジオ」も終わってしまっていた…。
が、昨年末から「2024年中には絶対に実行する。これが出来ないなら自分は一生カス人間確定」と己で己に暗示をかけていたおかげで3月に宿と飛行機を取り、上半期ギリギリに実行に移せました。なんとかカス人間を一旦は免れた。
発端が全て飲食に絡むので、今回は観光は全捨てでご飯を食べること中心にスケジュールを組みました。全て博多駅で完結してしまうのですが、博多駅近辺だけでも数え切れないほど候補があり、なかなか絞り切れない中、地元出身のTwitter(現X)のフォロワーさん等から懇切丁寧にアドバイスして頂き、なんとか旅行当日までに一応の計画を立てる事が出来ました!自分1人ではわからなすぎて頓挫してたと思うのでこれは本当に感謝です……
旅中に思った事を1個1個が長めの箇条書きにしてまとめておきます。美味しかったをめちゃくちゃ言ってると思います。
【1日目】
•飛行機に乗るのも10何年ぶりとかなので羽田から密かにテンション上がりました。なんかポケモンのデザインした自販機が置いてあって、コラボカフェ好きとして特別なコラボドリンク飲めるのかなって滅茶苦茶気になったけど、子供達に紛れてまじまじと見る勇気がなくて気にしないふりで素通りした。未だに気になっています。
・博多駅、都会。横浜駅より栄えている気がした。欲しい全てが揃っている。空港から博多駅までも電車でかなり近くてアクセスが嘘みたいに良いです。
・昼ご飯【博多らーめんShin-Shin】
「博多に着いてのトップバッターは絶対にラーメンにしたい!」とだけざっくり決めてた。しかし突然、博多駅から歩いて何分の名店…とかは駅から離れるしルールわからなくて怖いし、博多駅のデイトスというビルに博多めん街道というフロアがあったので、そこにあるお店からネットで評判なりをざっくり見てこのお店を選びました。実際行ってみると、ここだけ他の店より頭一つ抜けて並んでた。2日目に別の店舗の前も通ったけど、そこも開店前から並んでたのでかなり有名チェーンみたいで発旅行者にはどんぴしゃでちょうどよさそう。
ラーメンと炒飯のセット。求めていた豚骨ラーメンそのもので、これが博多のラーメンだ〜!という感慨深さと共に味わった。麺が極細だ〜。想像してたより重たくなくてあっという間に食べた。
・博多駅で【三日月屋】のクロワッサンとカツサンドを購入。前にTwitterで見かけて気になってた店。クロワッサンを売ってる店とサンドイッチを売ってる店が駅構内の少し離れた場所に別で存在したので小迷子になった。クロワッサンはお土産候補だったので、お土産に買う前にホテルで味見する目的でまず購入。
・夜ご飯【藁焼き炉端 海風土】
YouTubeで軽く調べたら出てきた居酒屋なんですが、博多駅から近いし、初日は色々食べられる居酒屋でぱーっと飲みたいなと思ってここに決めた。
この「海の玉手箱」という刺身の盛り合わせが有名らしく、これは贅沢して大トロ入りに変えたので990円したんだけど(.これでも安い).、赤身の場合は同じ量で550円。安すぎ。他の料理も全部美味しくて種類も豊富で、店員さんの接客も素晴らしくて居心地がよすぎた。現地の居酒屋で1人飲みとかどうなのかな〜と思ってたけど、この店で楽しく飲めた事で今回の旅の成功をほぼ確信した。
・泊まる宿は無難?にアパ。初アパなので興奮。アパに対する畏怖の感情が大きすぎて、相当デカい建物が聳え立ってるんだろうと思って到着したら予想の4分の1コンパクト建造物だった。風呂に対するこだわりとかがなくユニットバスで構わない派なのもあるかもだけど2泊とも頗る快適だった。部屋は小さいけどベッドがデカめで寛げる。テレビもデカくて近い。
【2日目】
•朝ご飯【もつ鍋おおやま】
結構有名チェーンで調べたら横浜にも1店舗あった。ただ基本は福岡中心で、さらにKITTE博多の地下には1人向けのカウンター店があったので行ってみた。
当初、もつ鍋は夜にしたいなーと思ってたけど他に行く店との兼ね合いで午前にせざるを得ず。ただ結果的に午前中にしといてよかったです。これを夜に、あとはホテルに帰るだけの状態で行ってたら際限なくもつを追加して際限なく飲んで破産してた。後の用事があったおかげでお酒を2杯で我慢出来ました。もつ大きくてプリプリで美味しすぎ。あと、セットでついてきた牛酢もつがめーちゃくちゃ美味しかった。あんまり見かけないんだけどこっちでも売ってるのかな。
・観光は全捨てと書いたけど次の用事まで少し空くのでお勧めしてもらった福岡タワーに行く事に。博多駅からバスで30分ほど。入り口がわからないので同じく降りた人の中からタワー方面に歩いてく集団にこっそりついてったら全員タワーを素通りしたので、え?と思って自分で入り口探して向かったら今日と明日が思いっきり休館日だった。変な感想かもしれないけど、自分の旅行日どんぴしゃに休館って、なんか王道の不運エピソードをゲットした感覚になって嬉しくなって勝手に1人で笑ってた(そんなマインドの奴がこれを不運エピソードとして披露しても全然面白くなさそうだけど……)。一番のお目当てではないから余裕があっただけかもしれないが、旅行ってこんな事まで楽しく感じるんだと新鮮。
・そのまま博多駅に戻ろうかなとマップを見てたらタワーの裏手に海浜公園があるのを発見して行ってみる。広い海と砂浜に、天候や時期もあってか人激少で開放感溢れる場所でめちゃくちゃよかった。後に用事がなければボーっとするだけで何時間でも居られた…海の家?的なお店が何軒かあって、そこの景色がなんか海外感あって現実をより忘れさせてくれた。こういう所のお店にフラッと入ってご飯を食べるアドリブ力を身につけられれば自分の人生が一段階成長するような予感がしたけど、胃袋にもつ鍋が残りすぎてて全然入る気にはならなかった。自分の人生は一旦そのまま。
・博多駅で【三日月屋】のクロワッサンとたまごサンドを購入。これは初日に三日月屋のファンになってしまった僕が店を通りがかった勢いで購入してしまっただけで、何の計画性もない行動です。
・【THE FULL FULL HAKATA】にて明太フランスを購入。フォロワーさんにオススメしてもらって、立地的にもちょうどいいので寄った。街のパン屋さん的な感じで店頭に色んなパンが並べてて自分で取るスタイルだけど、明太フランスだけ特別待遇でレジで口頭注文&注文を受けてから熱々のを目の前で半分にカットして袋詰めして渡してくれるスタイルだった。フランスパン分厚いし、その中にたっぷり明太子が詰まってて1個だけで食べ応えが凄い…凄いのに自分はこの半分に切った後の片割れを1個とカウントしてるもんだと勝手に思い込んで2個頼んでしまった…だって片割れでも十分大きかったし…
・昼ご飯【カービィカフェHAKATA】
これは旅のメインイベント、全ての始まり。キャナルシティが広すぎてかなり迷ったのだが、何とか辿り着き、今までTwitterで見知らぬ人の画像でしか見たことのなかった外観が現れた瞬間、自宅に辿り着いたような安心感に襲われ泣きそうになってしまった。
これがあの見知らぬ人の画像でしか見たことない外観自分撮影ver。店の作りも東京とは全然違って興味深かった。
これが博多店限定のドリンクとスイーツ。どっちも作品愛に溢れたアイデア満載のメニュー。このメニューに限らずなんだけど見た目だけじゃなく味もしっかり美味しいからカービィカフェは凄い。ただ数ヶ月前までこれにもう一個とんこつラーメンドッグとい商品が博多限定であったんだけど、自分が行きあぐねてる間に終了してます…パフェももっとデカかったらしい…その後悔はあるものの十分楽しく満喫。カービィカフェはカービィカフェでまた別に記事を書きたいからその時に(全然進んでないけど)
・夜ご飯【中洲のどっかの屋台】
お店の名前は忘れました。屋台って、勝手なイメージで大将的な人が1人で切り盛りしてて、椅子を常連の人がぶわーっと埋め尽くしている中に勇気を出して割って入らなければいけない…ってイメージがあって、言うなれば「美味しいし怖いところ」だと思ってたので最悪屋台が立ち並ぶ道を通るだけ通って入れず帰る羽目になるかもなーと想像してた。実際は大体のお店が1屋台に2.3人店員さんがおり、客引き担当の人から声をかけてくれるしお店の説明もしてくれるので、想像の10倍入るハードルが低かったです。18時頃に行ったので、もう少し深い時間になると雰囲気が変わるのかもしれないけど、他に入ってる人も常連というよりフラッときた若い人たちが多かった。
どこも混んでるし下調べも足りなかったのでどこが名店とかはわからず、結局適当に入って焼きラーメンと串(時間経ちすぎてなんの肉のなんの部位かも忘れた)とビールを注文。これは屋台の雰囲気も相まって最高でした。外で食べる飯って大体おいしいよなとアホみたいな感想を思いながら食べました。屋台ハシゴというものをしてみたかったけど、ここに至るまで色々食べすぎてたし、1軒吟味して入るのまでにもなかなかパワーが要ったので大人しく1軒で帰る事に。
・ここら辺でスマホの充電切れた。屋台入る前からヤバかったけど、食べ終わってさあ帰るぞといあタイミングで残り2、3パー。ホテルまで徒歩15分ほどですが「この通りにさえ辿り着ければあとは真っ直ぐ歩けば良いだけだから大丈夫」って場所に辿り着く直前、マップを見て「あれ?通りに向かってたはずなのに方向少し違ってない?」って気付いて確認してる最中に落ちた。
そこからグダリにグダって10分歩けば帰れる予定が1時間弱かかった。自分が歩いてる先からバスがめちゃくちゃ走ってくるので、「博多駅にはバスターミナルがあるからバスが沸いてくる先が博多駅だろ」の理論でバスがビュンビュン来る方へを向かってたら、本当に辿り着けた。このハプニングすらなんだか楽しかった感覚もあるけど、あと30分歩いて着かなかったら普通に泣いてたかも………モバイルバッテリーを忘れるな。
・無計画に買ってしまったサンドイッチとクロワッサンと想定外に多かった明太フランスの処理に悩む。厳密に言うと袋の中の明太フランスが想定より多い事にホテル帰って漸く気付いた。クロワッサンは期限に余裕があるため持って帰ればいいのですが、たまごサンドと明太フランスはそうも行かなそうなので、ホテルに着いた夜9時から寝る前の深夜1時頃にかけて、とにかくコツコツ食べ進めた。この旅行で太るのは覚悟してたけど、こんな不本意な食事で太るのは流石に嫌だなと思った。美味しかったけど
【3日目】
・朝ご飯【牧のうどん】
旅行計画するまで知らなかったのですが福岡ってうどんも有名なんですね。恐らく個人のお店とかも当然あるんだろうけど、お初だし地元有名チェーンで気楽に食べたいなと思って牧のうどんにしました(個人経営は全て気難しい人が経営していると勝手に思っている)。
ごぼう天肉うどんにかしわご飯のセット。ごぼう天サクサク。ごぼう天を楽しめるという事に自分が少し大人になれている事を感じる。うどんは柔らかめで自分の好みでよかったです。この後もまだ食べる予定があるにも関わらず我慢ならずにかしわ飯を足してしまった辺り、どれだけ体重が減ってもマインドが一番太ってた時期から何も変わってない。凄い混んでるな〜と思ってたんですけど完全に平日の昼前なのでバリバリ働く会社員の人とかが客層の主役で、ただのフラフラ旅行者がいる事にほんのり罪悪感を覚えた。九州には独自のうどんチェーンが幾つかあるそうなので今度は別のもの食べてみたい。
・昼ご飯【天麩羅処ひらお】
ここは地元のフォロワーさんから凄く美味しいとの事でおすすめしてもらったので行ってみました。早めに空港に行き、福岡空港から徒歩20分弱の本店。空港から出て真っ直ぐ歩くだけなので楽。
頼んだのはお好み定食だったはず(もはやかなりおぼろげな記憶)。これがめちゃくちゃ美味しくて、今まで食べた天ぷらの中で一番おいしかったでかも…定食の天ぷら一個一個、揚がったものから順に運んできてくれるので常に揚げたてを食べられる。ここは次も絶対に行きたい。もっとお腹を空かせてもっと大量に出てくるメニューを頼みたい。天ぷらなので別に福岡名物というんけではないんですが、名物じゃないものでこんなに感動出来るなんてスゴと思いました。
・空港。博多駅、キャナルとお土産屋が目につけば一応見るだけ見てたんですが、そこで売っている大概のラインナップは空港で網羅されてる感じだった。なんなら荷物検査し終わった後の所にすらある。
三日月屋のサンドイッチが食べられるカフェがあって入りたくなったけど三日月屋を軸にした旅行になってしまうので我慢した。お土産用のクロワッサンは追加で購入しました。
・旅行をしてみて気付いた。自分は知らない喫煙所でタバコ吸うのが結構好きみたいで、見かけるたびに入ってた。変な嗜好。犬のマーキングみたいな事?特に福岡空港が細かく色んなところに喫煙所が設置されてるせいで吸いたい気持ち以上に吸ってた。
終わり
こんな感じです。淡白にまとめちゃいましたが、とにかく楽しくない時間が1秒もなくて衝撃を受けまんまと博多の虜になってしまいました。来年も絶対また行きたいですね。元が保守的なので今回と全く同じスケジュール組んじゃいそうで怖いけど。王将でメニュー変えるの怖くて毎回炒飯と王将ラーメンしか頼んでない人間に、今回行った素晴らしい店を切り捨てて新たな店を開拓する勇気があるとは思えないんですけど。変えられなきゃ変えられないでいいのでまた行きたい。というか住みたいな博多。
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