［自己紹介］「アプリ婚は強者のもの」ではない

はじめまして！この記事では、アプリ婚について書いている筆者の自己紹介をしています。本記事は無料ですので、お気軽に見ていただけると幸いです。
記憶の限り事実から逸脱しなよう努めていますが、多少の脚色はあり、記憶違いの部分もあると思います。
ご容赦くださると幸いです。

「趣味が一緒なのでいいねしてみました！よろしくお願いいたします」「ランニングされてるんですね！僕は最近走れてなくて…」「ワインお好きなんですね！ビールばっかりの僕にぜひオススメを教えてください🥺」〜〜〜

マッチングアプリの導入のメッセージ、難しいですよね。必死に考えたあげく、何度返事がもらえなかったことか。

26歳未経験、アプリ始めます

私「あまつ」は、1996年生まれの現在28歳です。26歳の時、マッチングアプリで出会った年上の妻と結婚しました。
4人に１人はアプリ婚という現代ですが、ネットでは「アプリで結婚できる人は、結局リアルでも強者」といった意見が多いです。私は、そうは思いません。
自分が決して顔が整っておらず、これまでに付き合ったのは中学時代の先輩一人（周囲には、大学院時代にも先輩と付き合ったと嘘をついています。近くにいてくれる皆さま、心から謝罪します）。直接的な表現は避けますが、ずっと未経験コース爆進です。

2021年に就職して以来、にわかにモテそうな雰囲気が出始めました。同僚から「なんか、長いこと付き合ってる彼女いそう」と言われ始めました。長いこと一人なので、「あっ、えっ、そうかな、、いやそんなことないよ」と意味のない音声を繰り返すこと以外できませんでした。「いよいよ彼女できるか？」と自分の中の期待値もやや上がりました。

この年の夏、初任地に赴任。人口1万5千人、65歳以上が45％。20代って何人いるんでしょう。過疎地の代名詞といえる地域に着任してしまい、おばあちゃんにしかモテない日々になってしまいました。
面倒を見てくれる先輩は「大体、初任地の地方は3年だよね〜」などとぬかしやがります。28歳になっちまいます。
結婚の平均年齢は31歳ぐらいと言われていますが、これ数字のマジック。最も人数として多い（最頻値）のは、27歳。レアなモテ男たちが、無駄な希望を膨らませています。許せない…

このモテそうな雰囲気に乗じて彼女を作らなければ、もう私は一生独りなのでは。
というか、とにかく可愛い彼女欲しいんだけど。お金稼げるようになったし。
というか、可愛い人の横にいたい。可愛い人って見るだけで癒されるよね。
はぁ、彼女欲しい。可愛い彼女。

不純物まみれの心でマッチングアプリに登録。
初めは結婚はそこまで考えていませんでした。上記のような理由で。
とにかく、可愛い人と付き合ってみたかった。ちょっとコンプレックスもありますよね。
そしたら、めちゃくちゃ可愛い人と結婚できました。人生で最大に喜びました。

「今日、プロポーズされるのかと思った」
今の妻に言われたこのセリフ、返すのにこんなに緊張した言葉は人生で他にありません。
ここに至るまでの道すがら、何本かに分けてつづって行きたいと思います。

姓、住居、仕事、　アプリ婚後の悩みも・・・

就職後は割とトントンと結婚まで進んだように書いていますが、当然そんなはずもなく。
120キロ離れた遠距離生活を続けたり、姓をどうするか悩んだり、身体的な面でズレを感じたり。
アプリは、田舎で使うとこんなにも機能してくれないのかと辟易します。地方にお住まいの方、私も仲間です。後日詳述しますが、始めた当初、25〜35歳の婚歴なし、大学卒、で、近隣50キロ以内の方を検索したら0人でした…「えっ、アプリって流行ってるんじゃないの？もしかして、陰謀論か？」と勘繰るほどでした。
ただ、実際に私を結婚に導いてくれたのもアプリです。当時コロナ禍ということもあり、対面での出会いは全く期待できませんでした。振り返ると、コロナであってもなくても出会えなかった気もしますがね。女性の10人に4、5人はおばあちゃんですからね。

結婚に至るまでの道のりをしばらくは書き、その後は現在に至る中での喜びや苦労、悩み、みなさんに共有して、共感や気づきのきっかけにできたらと思っています。
「ずっと未経験コース爆進」とやや下品な言い方で申し訳ないのですが、この点は後からとっても大事なお話につながります。モヤモヤを解消するのに、とても時間がかかりました。下劣と感じさせない書き方を心がけ、性別を問わず、読後に何か考えるきっかけが生まれるように努めたいと思います。最も、単純に楽しんでもらえたらという前提が一番にあります

暇な時にでも、覗いていただけると幸いです。