公務員の給料
どうも、茶碗Maxです。
今回は、公務員の給料について書いていきたいと思います。
え、そんなこと書いてないで、金儲けの話教えろ?
たしかにそうなんですが、そちらは現在執筆中で、もう少し時間がかかりそうなので、愚痴的なものも投稿させてください。
興味ない人はスルーで。
国家公務員の給与4年連続のプラス勧告
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H08_Y7A800C1MM0000/
なんてニュースが最近ありました。
こういうニュースが流れる度に、yahooのコメント欄や2ch、ブログなどでは、
「民間の平均年収は〇〇〇万円なのに、公務員は何もしなくても年収〇〇〇万円!」
「公務員の給料高すぎ!」
なんて書き込みが多く見られます。
で、皆さんこういった記事を見て、
そーなんだー、公務員っていいなー、ムカつくなー(´゚д゚`)
と思っているのではないでしょうか。
でも、世の中、そんなうまい話しがあるんでしょうか?
公務員試験に受かっただけで、ホントにそんな貴族のような生活ができるのでしょうか?
そもそも、こういった話を鵜呑みにしてしまう人は、これらの記事のソースデータ(根拠)を一切見ようとしません。こういった記事に載っている数字は結構恣意的に操作されていたりします。(いわゆる養分)
では、どうやって本当の情報を得るのか。
実は、公務員の給与についてはHP等でほぼ公開されています。
皆さんがイメージするザ・公務員といえば、市役所職員かと思いますので、
例えば埼玉県坂戸市役所を見てみましょう。
調べるとすぐにこんなデータが見つかります。
https://www.city.sakado.lg.jp/uploaded/attachment/3791.pdf
いろいろ書いてありますが、
皆さんがイメージしている「公務員」は一般行政職にあたりますので、
そこを抜き出すと、
給料表
こんな感じです。
どうでしょうか。
42歳で月収約40万円。
これって高いと思いますか?
さらに初任給を見てみましょう。
初任給
ちなみに僕が公務員になる前に勤めていた会社の初任給は208,000円でした。
はっきり言いましょう。
一般企業に比べて公務員の給料は、明らかに低いです。
地元の工場に勤めている同年代の友達に聞いてみても、僕の給料は低かったです。
一部上場の大企業ではなく地方の一工場と比べても、です。
ただしこれは市役所職員の話なので、県職員や国家公務員、警察等になると色々かわってきます。
いろいろ調べてみても面白いでしょう。
もちろん、一般の企業の方(特に証券会社)と比べると仕事の難易度が落ちる場合があることは認めます。
(ただし、ほとんど仕事がないとか、エクセルに数字入力してるだけとかいう著しく簡単なわけでもありません)。
でも、それは給料に反映されているのです。
公務員と比べて激務な仕事の人たちは、その分高い給料をもらっています。
ここでバランスがとられているのです。
公務員の実態を知っている人はよく、
「市役所って安定してるけど、給料低いよね。仕事もめちゃくちゃ楽ってわけでもないし・・・」
っていいます。
まったくその通りです。
残業代も、部署ごとに予算が決まっているので、部署によっては残業をまともに申請できないところもあるとかないとか(*´Д`)
まあ、市役所のいいところって、転勤がなくて安定してるところぐらいですかね・・・。
あ、比較対象として、明らかなブラック企業は除きますね。
そんな会社にしか入れなかった人が悪いのです。
大学受験で遊び、学生時代に遊び、楽な道を選んできた人と、
それまで一生懸命頑張ってきた人が同じ条件で働けるわけがありません。
ということで、公務員になりたい人(もそうでない人も)は世間のイメージに惑わされず、自分でデータを調べて、しっかりした根拠に基づいて判断しましょう。
それではまた次回。
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