本の紹介「老子の教え」安冨歩
みなさまこんばんはm(__)m
いまは気持ちがどん底でヤバい方向にしか考えられないので
ひたすら家でじっとしていました
なので今回は孔子と対をなす老子を読んでいきたいと思います
僕のイメージとしては禅問答のような
人の生き方を問う人というイメージがありますが
どうなんでしょうか?
物事は常に変化する
どんな避けがたいと、あなたが思い込んでいることでもやがて消え去り、あるいは変化する。どんなものでも、どんなことでも、いつどうなるかわからない
ものごとは、変化し、生まれては滅ぶ。その危うさを恐れる必要はない
言葉に縛り付けられるな。言葉を縛り付けるな
言葉の意味は、常に、ここに生まれ、あそこで消える
生きるためには、ものごとの根源に立ち返り、自らを、そのあやうさにゆだねればよい。
見えざる神秘のそのまた神秘によって、ものごとは生じている。ここにすべての根源がある。
この世界にはもともと、善悪も優劣もない
それらは、あなた自身が作り出しているに過ぎない
名によって世界を切り分けるから、何事もうまくいかなくなる
支配者が頭を回さなければ、うまく治まる
なにかが起きたときに、すぐに対応する力を高めておく
「道」とは、ものごとを成り立たせる不思議な力
それは、深く静かである
よく生きるには、感性を豊かにすればよい。
身体を通じてものごとを感じる
感性豊かに機能して、いきいきと生きる状態を「仁」と呼ぶ
自らの内なる声に従え。
「忠」を守って生きるにまさるものはない
「忠」とは、自分自身の心の真ん中にいる、ということだ
神秘の力は世界を成り立たせ、尽きることがない。
ただただ生きればいい
無私であるからこそ、その「私」は成長をしつづけ、それゆえ長生きしうるのではなかろうか。
最高の善は、水に似ている
成果を挙げたら、身を退けよ。
何事であれ、あまりに機能を追求しすぎると長続きしなくなる
身体と精神を調和させよ。
わかったつもりにならない。
有と無は互いに支えあって用をなす
感覚を刺激過ぎると魂は混乱する
刺激は人の魂を混乱させる
わが身を大切にすることがすべての始まり。
すべてのものごとは、神秘の作動によって生じる
見えない次元の真理に触れる
世界をありのままに見る。
冷静さをどこまでも保つ
明晰
ありのままの世界を知る
迷妄
ありのままの世界を知らぬこと
ものごとのつながりをよく視て、切り出したばかりの荒削りの木のような素朴さを保ち、目先の私利を追わず、本当の欲に従うべきである。
下らぬ学識は人間の自由を奪うだけだ
道のあらわれは、かすかでぼんやりとしている。
無理をしてもうまくいかない
曲がったものこそが完全となる
聞いても聞こえない言葉を受け取る
あなたは、その言葉を受け取らねばならない
その現象の語る、聞いても聞こえない言葉を受け取らねばならない
世界の根源から湧き出す力を「道」と呼ぶ
人は大地を法とし、大地は天を法とし、天は道を法とし、道は自然を法とする
大軍を率いる君子が軽躁ではいけない
軽ければ根本たりえず、躁であれば君位を失う
明かな道理に従う
自分の本質から離れないでいる
聖人は極端なことを避ける
極端なこと大きすぎること、奢りたかぶることを避ける
成果を挙げても、強者とならない
兵器は不吉な道具である
道は本来,名付けることもできない
自らに勝つものは、他人に勝つよりも強い
他人を知るものは、智慧ものであるが、自らを知るものはそれを凌ぐ明智である
大きなことを為さないから、大きなことを成せる
道は使い尽くすことがない
柔らかく弱いものが強いものに勝つ
道に従えば、万物はありのままの姿を実現する
徳にすぐれた人は、「自分に徳がある」という自覚がない
貴いものは必ず賤しさ根本とする
道にかなうことで、何ごとも善く始まり、善く成長する
有は無から生じる
減らすと増えて、増やすと減る
陰を負い、陽を抱え、それを超えた調和たる中気から、万物は生成する
無為は有益である
言葉のない教え、無為の有益さに、匹敵しうるものはない
ものごとをあまりに愛おしむと、ひどく失うことになる
ほんとうに完成したものは、どれだけ使っても壊れない
足るを知れ
どこへも行かずに天下を知る
無為であれば、為しえないことなどない
聖人は自分の存在を誰にも意識させない
あくせくと動く者は、自ら死地に赴くことになる
道はおのずから尊い
生んでも有さず,為しても頼ろうとせず、成長させても支配しない。これを深淵なる徳という
不変の真理を身にまとう
明
目に見えない小さなものを見ること
強
かすかな柔らかなものを守ること
大道を行く
自分の身体を出発点として天下を知る
無理に健康になろうとすると衰える
物はなんであれ威勢が良すぎると衰える
ものごとを知るには、言葉に頼るな
私たちは、知る、ということを知りえない
無為無事によって天下を取る
災いは福、福は災い
災いは、福のよりどころであり、福は、災いが待ち伏せするところである
飾らなければ、人々は従う
小手先でひねくり回すな
大きいものは下に立つのがよい
人はそれぞれの道に従う
道は万物のありかたの要である
人はそれぞれの道に従う
人間はそれぞれに、それぞれの道に従っている
容易なことに難しいものとして対応する
難しい事態は、それが容易なうちに取り掛かり、大きなことはちいさなうちにやってしまう
執着しなければ失わない
終わりを慎んで、始めの如くする
民は智ではなく愚をもっておさめよ
玄徳は深く、遠い
争うことがない者には争い得るものはいない
邦は小さく、民は少ない方がよい
天の道に従えば、利益を挙げても害をなさない
大物は空気を読まない
慈しみの心
質素さ
あえて天下の先に立たない
天とうまくやる
争わない徳
人を用いる
天とうまくやる
嫌々ながら戦う者が勝つ
私の言葉をわかるひとはいない
言葉には大本となるものがあり、ものごとにはそれを統べる中心があるが、人にはそれがわからないので、私のことを理解する者がいない
知らないということを知るのはすばらしい
抑圧や暴力を捨て権力と威厳を得る
天の網は、ゆったりしていて目が粗いというのに、何物をも見逃さない
殺によって民を支配するなら、その惨禍は自分に降りかかってくる
万民の治まらないのは、その上に立つものが作為するが故である
固くこわばったものは死の仲間、柔弱なものは生の仲間
強大なものは下におり、柔弱なものは上にいる
聖人は、その賢明さがあらわれることを欲しない
まっすぐな言葉はねじくれているように聞こえる
天道はつねに善人とともにある
はい終了ですm(__)m
なにか根源的なものを感じますし
その時々心の持ちようで
いろいろな気づきを与えてくれるもの
それが老子な気がします。