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初歩的ピンマイクの付け方

ピンマイクをつける機会はありますでしょうか。
僕が最初にスタジオのADとして働き始める際、最初に与えられた仕事が演者にピンマイクをつけることでした。
今回はその付け方のポイントをご紹介したいと思います。

オーソドックスな付け方(ジャケットやtシャツ)

ピンマイクはsonyのものを使用しています。
まずは基本的な付け方です。まずは下記画像見てください。

画像のように一回転させるようにコードを回してクリップで挟んでおきます。
この状態で演者さんへマイクを着けていきます。

衣類とコードをクリップで挟む際に、コードをやや外側(袖側)にいくように意識して止めると本番中にコードが映ってしまうということにはならないと思います。

シャツやセーターなどでの付け方

女性の場合が多いですが、ジャケットなどを着用していない場合です。
この場合は、まず出演者に更衣室等でコードを衣服の中に通してもらいます。
そして、出たマイクをオーソドックスな付け方と同じように付けるだけです。
また、もしピンマイクのクリップが余っている場合は、下記のようにクリップをペンチなどで曲げてあげるとつけやすくなりますよ。

ちなみに…(補足)

ピンマイクをつける際に重さで落ちてしまったり、ズレてしまうことがよくあります。
そんな時は型紙を見えないところに添えてあげるとズレにくくなります。
もし、型紙などが手元にないときは、名刺なども使えますのでぜひお試しください。

余談

ワンピースなどにピンマイクを付ける際は、上記の方法で付けることができますが、付けたままの移動が大変になります。100均などに売っているカイロベルトなどを付けることでも解決できますが。一番は、収録の際にはワンピース類などの一枚着になっているものの着用控えてもらうように促すのも手かもしれません。

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