3Dプリンターを改良する前にキャリブレーションしてみよう
箱から出して組み立てて、最初は楽しくてプリント品質も不満に思うことはないかもしれません。
でも色々プリントをしてみて、誰かがプリントした物と比較すると品質に不満が出てくるのでは無いでしょうか?
まず無改造での最高品質をめざして何処を改良していくべきなのか洗い出していくことにしましょう。
とりあえず、急に難しくなりますが、ここのサイトを元に一通り色々キャリブレーションしてみましょう。英語のサイトなので読めなければgoogle翻訳を頼りに読んでみてください。
https://teachingtechyt.github.io/calibration.html
最低エクストルーダーのstep数の調節とPIDオートチューン、リトラクションはキャリブレーションを行った方が良いと思います。
カスタムファームを導入している場合は、上記のサイトでフィラメントの最適温度を調べているのが前提ですが、フィラメント、ノズルの幅を変更するごとにリニアアドバンスのKの値は変更する必要があります。
下記のサイトでGcodeを作成してプリントをしてみて最適なKの値を探しましょう。
https://marlinfw.org/tools/lin_advance/k-factor.html
正しいKの値を使うと、プリントスピードに合わせて最適なフィラメントの吐出ができるので角が膨らんだりせずにプリントのディテールがアップします。詳しくは割愛します。